題名 | 帰ってきたウルトラマン マットアロー1号発進命令 |
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脚本 | 岡田斗司夫 |
特技監督 | 赤井孝美 |
総監督 | 庵野秀明 |
企画・制作 | DAICON FILM |
出演 | 庵野秀明(ウルトラマン)、山賀博之(ナレーター)、他 |
制作 | 日本(1983年3月公開) |
数分の作品かと思ったら28分という、本家テレビドラマと同じ重量の作品だった。
ウルトラマンは面をかぶらず、着ぐるみも着ず、ウルトラアイは眼鏡、ウルトラブレスレッドは時計で代用していたが、学生時代に低予算で制作した時のやり方を敢えて踏襲したのだと思われる。MATの制服や作戦室、特撮シーンなどはずいぶんと手間とコストをかけて作られたものと思われる。
役者がやはり素人だなあと感じられた(活舌やテンポが悪いなど)のは残念だが、全体としては、よくもここまで本家そっくりにつくれるものだと感心した。そのくらい、場面のつなぎ方や効果の出し方が似ていた。まあ、番組で使われた音楽をそのまま使用したせいもあるのだろうが。
ラストシーンで、核兵器を使用しようとしたことを隊長が反省するが、これは上からの命令に従っただけで、彼が判断したわけではないから、この反省は見当外れだ。
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