窓の向こうに

月に数回映画館に通う程度の映画ファンです。自分が見た映画やドラマの感想を書いています。

「舞いあがれ」(103)

第22週「冒険のはじまり」(火)

放送日

  • 2023年02月28日

概要

金網業者の小堺とうめづで待ち合わせをしていた舞は、小堺から会社をたたむと告げられる。しかし舞は、さばさばと話す小堺がいまだに金網作りに対する深い愛情を持ち続けていると感じる。そんな小堺の姿から舞は、めぐみがかつてIWAKURAの社員全員に会社をたたむと告げた日のことを思い出す。(NHKオンデマンドの解説より)

作りたいものがない訳じゃない、という小堺の言葉から、舞はハンモックの開発を提案。網はできるが台ができないという小堺に、できる工場を探す、買い手も探すと約束。結果、よいハンモックができた。小堺も工夫を重ねて、安全で寝心地のいい網を開発した。舞はそれを渥美に見せる。渥美は河内大学がこういうものを探していたから声をかけたらどうかと言う。河内大学に声をかけ、三人に来てもらうと、うち二人が気に入ってくれた。また、新しく修復する校舎に50mの網を建てる計画があるが、それを作れるかと小堺に問う。小堺は「やります」と答える。

感想

いいように転がって行ってそれは良いのだが、舞は安請負いしておきながら、どこに売るかも販売ルートの確保もせず実際に物を作らせてしまったのか! 大きさや形、重さだって、実際のコンシューマーを想定しなければ決められまい。たまたま河内大学は興味を持ってくれたが、まだ買うかどうかはわからないし、河内大学が5台や10台買ってくれた程度では元は取れまい。旅館や温泉に置いてもらうなら、そういう人に呼び掛けるとか、ホームセンターのようなところに声をかけて意見を聞くとか、Webに紹介記事を書いて反応を見るとか、……まあ、映像で見せないだけで、きっといろいろやっているんでしょうけどね。ちょっとそのあたりが偶然頼り過ぎて。舞も取り敢えず本業は営業なのだから、もう少し営業パーソンらしいところを見せてほしいものだ。
(2023-03-01 記)


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