窓の向こうに

月に数回映画館に通う程度の映画ファンです。自分が見た映画やドラマの感想を書いています。

「らんまん」(035)

第7週「ボタン」(金)

登場人物

  • 渋谷謙人(細田晃助、東京大学植物学科4年生)
  • 前原滉(波多野泰久、東京大学植物学科2年生)←眼鏡
  • 前原瑞樹(藤丸次郎、東京大学植物学科2年生)←髪型が変

放送日

  • 2023年05月19日

概要

東京大学植物学教室に通うことになった万太郎は、学生たちの前で植物標本の製作をそつなくこなす。手際のよさと植物の知識の深さに、皆は驚くばかり。さらに、万太郎はボタンの花を描き始め、その巧みさに大窪たちは衝撃を受けるのだった。田邊はさらに万太郎を気に入り、徳永の不満は増すばかり。帰り道、万太郎は、ボタンの絵を持って寿恵子の元へと向かう。(NHKオンデマンドの解説より)

感想

採集した植物を標本にしなければいけないが、学生は授業の予習で一杯で後回しになってしまう。そこで万太郎が買って出る。標本の仕方は野田基善に教わったから自己流ではない。プレートのつけかたは東大流を素直に教わる。肝心の、なんという植物かだが、図鑑や参考書を駆使してたちまち正体をつきとめてしまう。植物に対する博識さ、多くの文献を読み込んでいること、そして英語の文献を苦も無く読み解ける英語力に学生らは感心する。

さらに教授室にお茶を持って行くと、ボタンの花が飾ってあった。寿恵子がボタンが好きだと聞いていた万太郎は、ちょっとの間貸してくれと頼み込み、それを写し取る。その絵のうまさに学生のみならず田邊教授まで驚嘆する。恐らく植物の研究において、絵がうまいことは必要欠くべからざる能力だろうから。

こうして嫌味なく万太郎は自己の能力をアピールし、溶け込んでいく。

万太郎が描いたボタンの絵をもらった寿恵子は、「牡丹を授けられし者、見知らぬ旅に出づるなり」と呟く。万太郎は、それが何かはわからないまま、「やってみたいことがあったらやってみた方がいい、応援する」と背中を押す。この流れは見事だった。

月曜日に、みえからダンスの話を聞いた寿恵子は興味を示していた。それのことだろう。しかし

ダンスを習う→鹿鳴館でお偉いさんのダンスの相手をする→見初められて玉の輿!

万太郎は簡単に背中を押したけどピンチだぞ! それとも田邊教授に連れられて鹿鳴館を訪れた万太郎と寿恵子が再開! というパターンかな?


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