第8週「シロツメクサ」(月)
放送日
- 2023年05月22日
概要
万太郎からボタンの植物画をもらった寿恵子。やりたいことはやるべきだと万太郎に背中を押され、まつに「鹿鳴館へ行ってみたい」と打ち明けるが、反対されてしまう。一方、東京大学植物学教室に通い始めた万太郎は、学生たちと植物の話がしたいのだが、波多野や藤丸に受け入れてもらえず……。(NHKオンデマンドの解説より)
登場人物
- 小野まじめ(脇田伝助、大学職員)
感想
田邊教授はコーネル大学と同じにするといって、教科書は英語、授業も英語で行なう。波多野、藤丸は英語が必ずしも得意ではなく、授業の予習復習だけで一日が終わってしまい、日々植物を眺めるといった肝心のことができない。彼らは、万太郎は試験もなく成績も気にせず好きな時に来て好きなことをやればいいからいいなあと言う。でも万太郎はこうした文献を読むだけの英語力は既に身につけている。必要な準備ができているかどうかの差なのだと思うが……。
それより、万太郎が何より今しなければいけないことは、自分が採取してきた土佐の植物が、新種なのかどうか、東京大学の標本と突き合わせることではないのだろうか? もし新種があったら、すぐ論文を書かなければ。他の人に先を越されたらたいへんなことになるのに。そのために東京大学へきたのではなかったのか?
藤丸役の前原瑞樹は、「舞いあがれ」のむっちゃん。そうか、髪形が違うから気づかなかった。