窓の向こうに

月に数回映画館に通う程度の映画ファンです。自分が見た映画やドラマの感想を書いています。

「らんまん」(095)

第19週「ヤッコソウ」(金)

放送日

  • 2023年8月11日

登場人物

  • 大浦理美恵(虎鉄の母)

概要

珍しい植物を持ち帰った万太郎は、早速、研究を始める。ある日、波多野、藤丸が長屋へやってくる。万太郎は、二人を巻き込んでさらに研究を進め、その植物が新種であると認定。「ヤッコソウ」と名付けた。数か月後、虎鉄からたくさんの標本が送られてくる。植物を通じて人と繋がれると、ワクワクしている万太郎を見て、寿恵子は安堵するのだった。(NHKオンデマンドの解説より)

感想

一人で研究するには文献が足りな過ぎる。英語とドイツ語の植物図鑑を購入することにしたが、一冊100円くらいする。万太郎は寿美子に頭を下げ、寿美子は何とかすると答える。そして実際に購入してしまったのだから、なんとかなったのだろう。しかし安長屋に住み、マッチ箱の内職で日々を糧を得ている家庭で、何をどうしたら100円の金(今なら200万円くらいか)を作ることができるのだろう。そこは触れられなかったけれども。

いくらなんでも万太郎ももう少しお金を稼ぐことを考えた方がいい。たとえば石版印刷機。万太郎が採集旅行に出ている間は無用の長物なのだから、印刷所に貸してはどうだろうか?

また、生前のマキシモビッチ博士は万太郎を高く評価していたようだが、ということは、博士の周囲の学者も当然万太郎を評価していよう。ドイツの学会誌に植物図が転載されたそうだから、それを見た人もいるだろう。そうした人たちが、万太郎に声をかけてこないのか? そうした海外の学者との交流から、日本の植物の資料を提供することで資金提供を受ける道はないのだろうか? 万太郎には真剣に考えてもらいたいところだ。


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