窓の向こうに

月に数回映画館に通う程度の映画ファンです。自分が見た映画やドラマの感想を書いています。

「らんまん」(108)

第22週「オーギョーチ」(水)

放送日

  • 2023年8月30日

登場人物

  • 朝井大智(陳志明(ダァン・ジーミン)、案内人)
  • 相樂孝仁(台湾総督府役人)

概要

里中や岩崎からの推薦で、万太郎は学術研究員として台湾へ行くこととなった。恩田から護衛用にピストルの購入を命じられるが、万太郎は納得できない。徳永からは帝国大学の人間としていくことを自覚するよう注意を受ける。万太郎から話を聞いた寿恵子は、ピストルの代わりに「日本植物志図譜」をお守りに持たせ、台湾へと見送るのだった。(NHKオンデマンドの解説より)

今日の恩田大佐

「調査団では日本語ば使うように。これは命令ばい」

今日の里中芳生

「研究予算が増えるのはありがたいが、その分、国のために働けと言われ続ける。どうする、槙野くん?」

今日の徳永教授

「槙野、これだけは言っておく。今軍人には盾突くな。お前はもう個人ではない。帝国大学、国家の機関に属する人間なんだ」

感想

岩崎の推薦で台湾調査団に加えられたことは、万太郎にとってよかったのかどうか……

学者としては、特に日本を出たことのない万太郎にとっては、千載一遇の機会ではあろう。一方、軍の考える調査団は、現地の人に溶け込むことを旨とする万太郎には受け入れがたいものだった。ピストルを必ず携帯するよう言われたのに持参せず、日本語を使うよう言われたのに覚えたての台湾語を使おうとする。このことはすぐに発覚し、問題になると思うがどうなるか。陳志明の万太郎を見る目つきは、腹に一物ありそうだが、それは何か。

殺すか盗むかするつもりで案内人になった陳が、丸腰でいる槙野を見てほだされるとか……


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