第19週「東京ブギウギ」(水)
放送日
- 2024年2月7日
概要
梅吉が香川からスズ子と愛子を訪ねてやって来る。スズ子に代わって愛子の面倒を見てやろうと言う梅吉だが……。久しぶりの親子の再会、スズ子と梅吉は懐かしい話やそれぞれの今の話をして過ごす。一方、羽鳥善一は、スズ子から頼まれた新曲をどうすればいいのか深く悩んでいた。そんなある日、列車に乗って揺られている羽鳥の頭の中に、あるメロディーが降って湧いてくる!(NHKオンデマンドの解説より)
感想
梅吉の登場は嬉しかった。カメラマンとして、なんとかかんとか生きているらしい。もしかして、今後は梅吉と一緒に暮らすのか? と思った。それはひとつの選択肢だ。梅吉ならアイ子の世話や家事もある程度はお願いできる。とはいえ、梅吉は今ひとつ信用できないのだよなぁ。今日も大人用の料理をアイ子に無理に食べさせようとしてスズ子が絶叫する場面もあったし。
梅吉は(恐らく一日いて)帰って行った。香川には仕事があるから。スズ子とアイ子の顔を見に出て来ただけだった。そうだな。やはりそうなるな。
後半は草彅剛の独壇場だった。最初はスズ子を力づけるような曲を作ろうと思った。が、力づけなければいけないのは今の日本全体だと気づいた。そしてある日、曲が降って来る。完成された曲は、まだ詞ができていないが、羽鳥いわく、素晴らしいものであり、一国も早く歌を聞きたい、世間に披露したいと。この悩んでいるところ、着想が湧いたところ、曲ができて興奮しているところ。すべてが素晴らしい。草彅くんってこんなにうまい役者だったのか? と驚くと同時に、羽鳥役に草彅をキャスティングした人は恐るべき慧眼だったというべきだ。とにかく素晴らしかった。