第21週「あなたが笑えば、私も笑う」(火)
放送日
- 2024年2月20日
概要
撮影所で転倒し、頭に怪我をした愛子だったが、幸い大事には至らなかった。しかし、この件でスズ子は、タナケンから厳しい言葉を言われてしまう。一方、茨田りつ子は、自身の歌に納得できない日が続き、いらだっていた。そんな時、芸能記者の鮫島がりつ子の前に現れる。しばらくして、発売された雑誌には、スズ子を批判するりつ子の記事が載っていた。(NHKオンデマンドの解説より)
感想
山下にとってはボンの愛妻と忘れ形見であり、他の人にとっては天下の福来スズ子の言うことだから、できる限り協力的に話を運んでくれるが、今の状態がいいわけないのはみんなが感じているはず。アイ子も、のびのびと遊べず、朝から晩まで楽屋で大人しくしているのは辛いだろう。
twitterを見ると、面白い考察がある。
- アイ子にスズ子が必要なのではなく、スズ子がアイ子から離れられないでいる
- 愛助の最後の手紙がスズ子の呪縛になっている(アイ子の横には常にスズ子がいるようにと読んだ)
- はな湯ではツヤと梅吉が仕事をしながら鈴子と六助を育て、常連客がのんびりとダベりつつ子らの面倒も見ていた。あれがスズ子の理想なのだろう。しかし映画の仕事は風呂やとは違うし、山下は梅吉ではない。
- アイ子はどんどん成長しているが、スズ子の時間は愛助が死んだところで止まっている、本当の意味で愛助の死を乗り越えるべき時が来ている
ところで鮫島はイヤな奴だしこんな記事を堂々と掲載する出版社もイヤなものだが、アイ子は(茨田りつ子も)チョロ過ぎる。なんでこんなに簡単に口車に乗るんだ? 無視していればいいのに、話相手になって言質を取られてしまうとは。