窓の向こうに

月に数回映画館に通う程度の映画ファンです。自分が見た映画やドラマの感想を書いています。

続・「風のガーデン」第1話「スノードロップ」

録画を見返して、やっといろいろなことがわかった。

  • 最初の舞台は、事前の宣伝で北海道の富良野が舞台だとさかんに言っていたから、富良野なんだろうと思い込んだのだけど(それは正しかったと思うのだけど)、そのような説明はない。音楽・タイトルの後、レインボーブリッジが映って白鳥貞美の勤務する病院に視点が移る。レインボーブリッジで東京なんだろうと思うが、これはわかる人とわからない人がいるだろう。この時点で、この麻酔科医が白鳥貞三の息子だとはすぐにはわからないから。冒頭で、息子が東京の病院にいると言われ、東京の病院が映り、「白鳥先生」と言われて、ああこの人が息子なんだろうな、と思うわけで。最初はテロップを流してもよかったんじゃないか。
  • 冒頭の(神木隆之介による)ナレーションは、ちょっと棒読み調というか、おかしな感じがあったが、途中で岳は知的障害を抱えているということがわかり、なるほど、とこれは前回思った(書き漏れ)。
  • 貞美が姉のところを訪ねる場面は全然理解できていなかった。さらに別の愛人? と思ったくらい。この時の会話は重要で、貞美の妻が死んで6年経つこと(間もなく7回忌)、弟(岳)は施設にいたが、祖父(貞三)が引き取って今はガーデンで働いていること、14歳で記憶力と音感が抜群、ただし精神年齢は7〜8歳であること、姉(ルイ)はイギリス留学から戻ってきてガーデンを立派に運営し、雑誌でも紹介されたこと、祖父の言いつけを守って「あの時以来」父である貞美には連絡をよこさないこと、「さゆり」という共通の知人がいること……などがわかる。
  • 姉が「お父さんもねぇ」などと言っていたことからすると、実の姉なのだろう。どうやらこの父(貞三)の言いつけて、ルイ、岳との縁を切らされたものと思われる。何が貞三の逆鱗に触れたのか、番組中では説明はないが、姉とは普通に付き合っていることからすると、当事者以外から見ればさほどシリアスなものではなかったのか……(姉の名前は谷口冬美、役者は木内みどり)。
  • 二神香苗が、両親が離婚して自分は母につき、父とは今後は会わない約束になった……と説明したあと、「でも会いたいじゃないですか。いくら表向きはそうでも、実の父親なんですから」と貞美に言った時に、貞美が遠くを見る目をしたのは、だからなのか。そういう大事なことがわかっていなかった。
  • ルイは、妻のいる男と付き合っているっぽい。そうか、あれは付き合っているという表現だったのか。ピンときていなかった。帰宅後に祖父(貞三)から、「男性経験はあるのか」と訊かれたのだから、びっくりしただろう。ルイは何歳なのかな? 黒木メイサは20歳だが……。
  • 貞美自身の病名については明かされていない。
  • 内山妙子(伊藤欄)との関係は愛人でいいのだろうか。普通に考えたら、あの会話は、そういう関係にある男女のものと思われる。もっとも、貞美は現在は独身だから、単なる恋人なのかも知れない(妙子が独身か非婚かは明らかではない)。しかし、かつてはともかく、今は貞美の方が妙子を避けているようである。
  • 氷室茜に対しても、旅行に誘ったりしているものの、部屋にきてという誘いを断わったり、本気で口説いているのか、からかっているだけなのか、断定しにくい。
  • 公式サイトにいくと、いろいろと説明があり、はてなキーワードでもWikipediaでも受け継がれているが、製作者側の設定がどうであれ、ドラマ本編で説明がないことは知っているべきではないだろう。余計な説明は困りものだ。見に行かなければいいのだが、役名や役者名がわからないので、やはりこうした情報も必要なのである。テロップで、もう少し親切な説明があるといいと思うのだが。