原作に劣らぬ傑作「容疑者Xの献身」

題名容疑者Xの献身
原作東野圭吾
監督西谷弘
制作亀山千広
出演福山雅治(湯川学)、柴咲コウ(内海薫)、北村一輝(草薙俊平)、渡辺いっけい(栗林宏美)、品川祐(弓削志郎)、真矢みき(城ノ内桜子)、松雪泰子(花岡靖子)、堤真一(石神哲哉、数学者)、長塚圭史(富樫慎二、靖子の二度目の夫)、金澤美穂(花岡美里、靖子の娘)、ダンカン(工藤邦明)
公式サイト東野圭吾『容疑者Xの献身』特設サイト|文藝春秋
制作日本(2008年7月5日公開)

  • 既に原作を読んでいたので、ストーリーは知っていたのだが、それでもなお圧倒されるものがあった。
  • この作品こそ、ネタばれは致命傷になる。まだまだ大人気上映中の作品ゆえ、控える……とすると、書くことがない。なにを書いてもヒントになってしまうからなあ。
  • 知らなかったが、本作はもともとテレビドラマ(フジのいわゆる月9)のシリーズで、それが映画化されたということらしい。原作も、シリーズ一作目、二作目が短編集でドラマ化には都合がいい。三作目が長編で直木賞受賞作、それを満を持して映画化、とハマった。
  • 咲コウの内海薫が、映画オリジナルの(原作にない)キャラクターということね。草薙俊平とキャラがかぶるので、別に必要なかったような気がするけど。主役級に女優を配しておかないと、という営業上の問題でしょうか。
  • 堤真一が良かった。松雪泰子も良かった。福山雅治はミュージシャンとしてしか知らなかったが、役者としてもあんなにすごいひとだったとは。ダンカンは役に合っていなかったような気がする。
  • 花岡靖子(松雪泰子)がやたらに美人だ、美人だと言われていたが、それほど美人だろうか。いや、松雪泰子が美人じゃないというつもりはないけど、花岡靖子は生活に疲れた弁当屋のおばさんである(その生活感がよく出ていた)。
  • 冒頭の実験シーンの迫力はすごい。映画の醍醐味のひとつだ。