窓の向こうに

月に数回映画館に通う程度の映画ファンです。自分が見た映画やドラマの感想を書いています。

「ブギウギ」(105)

第22週「あ~しんど♪」(木)

放送日

  • 2024年2月29日

登場人物

  • 三浦獠太(柴本タケシ、山下の甥)

概要

スズ子のマネージャーを辞めるという山下は、新たなマネージャーとして自分の甥の柴本タケシを連れてくる。初めは拒むスズ子だったが、どうしても辞めるという山下に押され、渋々タケシをマネージャーとして受け入れることにする。翌日、スズ子はタケシを連れて、完成した新曲「買物ブギ」を受け取りに、羽鳥善一を訪ねる。しかし、タケシの頼りなさが露呈してしまう。(NHKオンデマンドの解説より)

感想

業界経験の長いベテラン山下の後任が、業界経験ゼロどころか社会人経験なしの若者とは、いくらなんでも無茶だ。その上ろくな引継ぎ期間もなく、入れ替わってしまう。せめて数ヵ月くらい一緒について回らなければ、仕事は覚えられないだろう。そもそもマネージャー職は顔つながりが命ではないのか。未経験者に務まるとは思えないが……

スズ子が練習中に居眠りをしていたことでスズ子の怒りが爆発する。スズ子がワンマンショーを控え、ピリピリするのはわかるが、本来歌の稽古相手はマネージャーの仕事ではなかろう。慣れない仕事で気を遣い、走り回って、やっと座ってほっとして、ついウトウトしてしまった、そこを咎められるのはかわいそうだ。

スズ子は自分を支えてほしいのであって、自分が育てる気はないのだろうが、柴本を受け入れた以上は、もっとうまく使わないと潰れてしまう。それにしても山下は、「タケシのことは自分が保証します!」と威勢のいい啖呵を切ったが、ボンのことでわかるように、この人、身内には甘いのだ。



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