題名 | ラッシュアワー(原題:Rush Hour) |
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監督 | ブレット・ラトナー |
出演 | ジャッキー・チェン(リー、香港の刑事)、クリス・タッカー(ジェームス・カーター、ロサンゼルス市警)、他 |
制作 | USA(1999年1月23日公開) |
雑感
一言余計どころか、三言も五言も多いカーターとコンビを組むのは、あまりにも寡黙なため、当初は英語がわからないのかと思われたリー、という組み合わせの設定がまず面白い。カーター自身はロス市警であまり期待されているわけではない人物だが、本人は大物だと思い込んでいるあたりはアメリカ流。
ジャッキー・チェンのアクションは初めて見たが、通常ならスタントマンが吹き替えるところだけどこれはきっと本人がやっているんだろうな……と思わせるあたりが目を引いたくらいで、拳法を駆使した高度な格闘シーンは期待はずれ。むしろカーターが強いので驚いた。逆に言うと、格闘シーンに頼らず、きちんとストーリーがあったので、作品としては十分面白かった。
ラストシーンのまとめ方はなかなかよかったし、エンドロールでNG集をやったのも秀逸。こういうことは他の作品でももっと真似してもらいたい。
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