窓の向こうに

月に数回映画館に通う程度の映画ファンです。自分が見た映画やドラマの感想を書いています。

「怨み屋本舗」第10話「過去を喰う男」

やっと最終巻をツタヤで見つけた。

出演(ゲスト)

  • 太田浩介(内藤、板前・被害者)
  • 宮崎ますみ(内藤喜世子、板前の妻・依頼者)
  • 不破万作(竜ヶ崎寅男、元刑事・恐喝屋)
  • 桑名里瑛(内藤ちひろ、板前の娘)
  • 池野浩子(竜ヶ崎寅男にセクハラされる婦人警官)
  • 池内万作(宮野署長)

感想

元刑事の竜ヶ崎は、20人の前科者から毎月「自主的な」寄付を受け付け、ギャンブルにのめり込む日々を送っている。その20人のうちの一人が恐喝の苦痛に耐えかね、自殺。妻が殺害を依頼する。

怨み屋自身が手を下そうとするが、一回目は失敗。二回目は無事に成功するものの、一回目と二回目の間に、竜ヶ崎に顔の特徴を警察へ告げられてしまう。これまで追っていた黒の長髪とは異なるので寄木は戸惑うが、少しずつ「怨み屋」の情報が寄木にたまっていく。

内藤喜世子は報酬の1000万円をどうやって調達したのかな。1000万円がぽんと払えるなら、月々5〜10万程度の「寄付金」で自殺することはないし。保険金でといっていたが、飲食店を経営していて借金がなかったとは思えないし、今後の生活費もある。大切なお金だと思うが、それでも殺したかったんだろうか……。本人も死んでしまった今、恐喝で竜ヶ崎を告訴すれば良かったのでは、と思うのだが(あ、だから「警察に頼ってもダメだと刷り込まれている」ということか)。

物語では竜ヶ崎は初登場だが、怨み屋は彼のことを知っていたっぽい。彼女の過去と関係がありそうだ。竜ヶ崎がかつて担当していた殺人事件の生き残り、新城聖美という少女が、怨み屋に似ている気がするが……

第8話で弥生に引っかかった野田刑事は、150万円の時計を購入するのにサラ金から借金したんだね。利息が膨れ上がって首が回らないことになっているとか。バカだね……。情報屋はそれを知って警察内部の情報を引き出すのに利用するが、高額な謝礼を渡しているので、まるで救済しているみたい。そんなことする必要ないのに。

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