いい話なんだが、いい話でしょう、さあ感動しなさいと言わんばかりの演出に少々辟易した。
題名 | 神様のカルテ |
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原作 | 夏川草介 |
監督 | 深川栄洋 |
テーマ曲 | 辻井伸行 |
出演 | 櫻井翔(栗原一止、内科医)、宮崎あおい(栗原榛名、山岳写真家)、要潤(砂山次郎、外科医)、吉瀬美智子(外村静枝、救急外来看護師長)、池脇千鶴(東西直美、主任看護師)、朝倉あき(水無陽子、看護師)、柄本明(貫田誠太郎、消化器内科部長)、加賀まりこ(安曇雪乃、患者)、西岡徳馬(高山秀一郎、信濃医大教授)、原田泰造(男爵)、岡田義徳(学士)、、他 |
公式サイト | 映画『神様のカルテ』公式サイト |
制作 | 日本(2011年8月27日公開) |
劇場 | 新百合ヶ丘:ワーナー・マイカル・シネマズ |
雑感
要潤は良かった。池脇千鶴もいい味を出していた。しかし肝心の主人公である櫻井翔に魅力がない。全編にわたって、話し方もしゃきっとしないし、行動に切れがない。疲れがたまって思考力がなくなっているのか? と言いたくなるほど。過労死寸前まで酷使される現場の医師の実態を描いた作品だというなら、それはそれだが。
宮崎あおいに存在感がない。写真家であるという設定が生かせていない。また、結婚しているはずなのに、寮のようなところで男性二人と同居している理由の説明がなく、意味不明。意味不明といえば、安曇雪乃が大学病院での対応に絶望し、一止を頼って本庄病院に来るのも意味不明。だって信濃医大での安曇の担当医は一止であり、面倒見れないというセリフは一止の口から聞いたはずなのだ。
あとになって、一止の書いたカルテを盗み見て、と説明されるが、エッセイを書いているわけじゃあるまいし、カルテにあそこまで長々と書くのは疑問だし、専門用語をが多用されるカルテを素人が見て理解できたのかも疑問。疑問というより不自然。
ま、池脇千鶴が見れたからよしとするか。
吉瀬美智子は相変わらず美人だが、見せ場がなかったのが残念だった。
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- 出版社/メーカー: ヤマハミュージックメディア
- 発売日: 2011/09/12
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