出演(ゲスト)
- 川口春奈(真瀬加奈子、高校生のダウジンガー)
- 市川千恵子(野平みつ子、被害者)
粗筋
ひとり暮らしの老婦人が殺害され、財産が奪われた。飼っていた犬(クリちゃん)が行方不明だったが、被害者の自宅から数百メートル離れた場所で見つかる。発見したのは真瀬加奈子。彼女が身に付けている祖母の形見の水晶は、彼女が聞いたことに答えてくれ、間違えたことがないというのだ。
犬の牙には人間のものと思われる血が付着。DNA鑑定から犯人逮捕にこぎつけるが……なぜ加奈子の水晶は犬の死体の場所を知っていたのか。いや、本当に水晶が教えてくれたのか……。
感想
- 岸谷美砂は、第一話を見た時には自信過剰なタイプかと思ったのだが、今回は、いろいろ欠点を抱えていて、自分でもその欠点がわかっていて、でも気位が高いから虚勢を張ってしまう……というタイプだとわかり、ちょっと可愛いなと思った。
- 岸谷は栗林に対して「助手は黙って」などとあからさまな態度に出、栗林がそれに腹を立てるというのは第一話からのパターンだが、ずっと反発し続けということはないのではないか。物語の後半ではいつの間にか仲良くなっていたりするんじゃないか。
- 弓削と城の内がいないのはなにげに寂しい。今のところ太田川とアイザックはまだそこまでの存在感がない。これから見せ場があるかな?
- でも渡辺いっけいがいて良かった。
- 湯川が授業中に、湯川を訪ねてきた岸谷が教室に入ると、生徒が一斉に振り返る場面がある。大教室に集まった生徒が全員女性で笑った。が、帝都大だけでなく早稲田慶応上智の理工学部の女性をすべて集めてきてもあんなにいない、との声をtwitterで散見した。この授業でやっていたのは運動の第一法則、第二法則で、高校一年生レベル。理工学部の専門課程の授業ということはないだろう。一般教養の授業で文系の人が多数受講していたのではないか。
- 湯川が、子供を見ると蕁麻疹ができるのは、論理的な会話が成り立たないから。加奈子と話をしていても蕁麻疹はできなかった。だから彼女は子供ではない、という三段論法を見せた湯川だが、論理的な会話が成り立たないと蕁麻疹ができるのであれば、岸谷との会話でなぜ蕁麻疹ができないのだろう?