3回目にして、これから先を見続ける気力が奪われつつある……。
出演
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粗筋
雑感
本来、今回のタイトルは「黒船来航」にすべきだった。歴史ドラマであれば。しかし、黒船に乗って誰が何をしに来たのか、なんの説明もない(鬼の顔をしたペルリの似顔絵だけは画面に写ったが)。幕府の慌てぶりも、その後の対応も、浦賀近辺の住人の騒ぎぶりも、一切描かれなかった。寅次郎は、「みんな、この国の危機に気づいておらん」と言うが、どんな危機があったのか、寅次郎はどの部分に危機感を持ったのか、そこを視聴者に説明しなきゃダメでしょうが。それは学校の授業で習ったよね? 忘れた人は教科書を見てね! ではドラマにならない。
一方で文の無軌道ぶりは目に余る。覗きはもはや定番だが、今回は一人ではなく、入江すみ、吉田ふさと三人で覗く点が斬新だった(これを斬新といっていいのかどうかは別にして)。武士の娘として、特に玉木文之進のような厳しい叔父に躾けられたとはとても思えない。今回、見つかりそうになってすみかふさが「見つかったら、また殴られる!」と叫ぶのだが、殴られるのが厭ならいい加減覗きなどやめろよ!
1853年における年齢
役柄 | 役者 | ||
---|---|---|---|
杉文 | 10 | 井上真央 | 27 |
杉寿 | 14 | 優香 | 34 |
吉田寅次郎 | 22 | 伊勢谷友介 | 38 |
小田村伊之助 | 23 | 大沢たかお | 46 |
入江九一 | 16 | 要潤 | 33 |
久坂玄瑞 | 13 | 東出昌大 | 26 |
(2015/1/17 記)
リンク
- 第3回 ついてない男(すだち記録帳、2015/01/18)
- 【 花燃ゆ 】第3回 「ついてない男」感想(ドラマ@見取り八段・実0段、2015/01/18)
- 【花燃ゆ】第3話感想と視聴率「ついてない男」(ショコラの日記帳・別館、2015/01/18)