窓の向こうに

月に数回映画館に通う程度の映画ファンです。自分が見た映画やドラマの感想を書いています。

「らんまん」(008)

第2週「キンセイラン」(水)

放送日

  • 2023年04月12日

概要

勇気を出して学問所に向かった万太郎。しかし、武家の子らにいじめられたことを思い出し、ひるんでしまう。そこへ現れたのは学問所の学頭である池田蘭光だった。蘭光は万太郎に植物の不思議な生態について話し始める。話に引き込まれる万太郎は、初めて学ぶ楽しさを知るのだった。(NHKオンデマンドの解説より)

怪しい用務員のおじさんは、やはり塾頭だった(オープニングロールで視聴者は知っていたけど)。池田蘭光は万太郎と同じく地面に腹ばいになり、同じ目の高さになって、植物の名前や特徴について教える。植物の名など教わったことのない万太郎が、次々に指さす植物の名をこの先生がみな知っていることに驚く。

どこで知ったのか訊く万太郎に、「本草綱目」に書いてあると答える。そしてその本を見せるが、漢字ばかりで読めない。まずは字が読めるようにならないとと言い、学ぶことの大切さを悟らせる。学問に目覚めた万太郎は、漢語、英語の修得に身を入れると同時に、名教館にある本を片っ端から読み出す。そして三年が経つ。

番頭の持っていた懐中時計を取りあげ「壊さないでくださいよ」と何度も言われたにも関わらず、番頭が用を済ませて帰宅するまでにきれいに分解して部品を絵に描く始末。さすがに腹を立てた番頭がタキに泣きつくが、夢中で机に向かっている万太郎を見たタキは、「時計などまた買えばええ……」と呟くのだった。

感想

好奇心に火がついた途端に加速して舞いあがっていく様は見事だった。火をつけた池田蘭光先生もお見事。万太郎だけでなく、広瀬佑一郎なども火をつけられた様子だった。

前作を半年見ていても、あまり舞いあがっている感じがなかったが、今日はぐんぐん舞いあがっている感覚があった。(^^)

昨日の綾は、ちょっと資料を見ただけで叱られている。そういう対比もちゃんと描いている。

それにしても番頭をパシリに使うとは、たいした子どもだ。



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