第1週「バイカオウレン」(月)
放送日
- 2023年04月03日
脚本
- 長田育恵
主題歌
- あいみょん「愛の花」
語り
出演者
今日の分家
紀平「万の字はどうせ長うは生きられん。婆さん、目をそむけちゅうだけじゃ」
豊治「いっそ万の字は生まれて来ん方がよかったな」
概要
慶応3年(1867)土佐・佐川村。造り酒屋の跡取り息子として生まれた槙野万太郎は草花が大好きな男の子。生まれつき病弱ですぐに熱を出して倒れてしまうため、祖母のタキや母ヒサに心配をかけてばかり。春、万太郎が楽しみにしていた酒蔵の祝宴の日がやってきた。立派なごちそうの数々を目にしてうれしくなった万太郎は……。(NHKオンデマンドの解説より)
槙野家は名字帯刀を許された豪商だった。
しかし祖父・父を相次いで亡くし、当主の万太郎はまだ幼く、しかも病弱。家を仕切っているのはタキだが、舐められないよう分家を強く押さえる反動から、反発も多い。豊治らが、万太郎は生まれて来なけりゃよかった」と呟いているのを万太郎は聞いてしまい……
感想
初回なのでいろいろ出て来て理解に時間がかかったが、なかなか面白かった。花をイメージしたオープニングはきれいだ。豪商だが、男が相次いで亡くなり、当主は幼い、祖母がけなげに頑張る、分家は面白くない、となかなか凝った設定。
万太郎は大事な甑倒しの日にも倒れてしまうが、無理に走ったから。なんで走ったかといえば、早く戻らないと叱られるから。なんで外出したかというと、友だちにお菓子を分けてあげたかったから……。いたずらっ子だが、憎めない子でもあるのだ。
野原壱太がクレジットされていたが、どこにいたのかわからなかった。