窓の向こうに

月に数回映画館に通う程度の映画ファンです。自分が見た映画やドラマの感想を書いています。

「どうする家康」(21)

題名

  • 「どうする家康」第21話「長篠を救え」

放送日

  • 2023年6月4日

登場人物

概要

武田に包囲された奥三河長篠城。城主・奥平信昌はピンチを伝えるため、鳥居強右衛門を岡崎へ送り出す。強右衛門の手紙を受け取った家康は、織田に援護を求めると、信長は二万を超える軍勢を率いて岡崎へやって来る。そして天下一統に突き進む信長は、参戦の条件として家康に驚くべき条件を提示する。それは徳川との同盟を破棄して、家臣として信長に臣従しろということだった。(公式サイトより)

いつの間にか亀姫が奥平信昌に嫁ぐ話が決まっていたが、信康は反対し、亀も厭がる。家康も「まだ決まったわけではない」と言うが、信康が信長に婚約破棄の意志を伝えたことがきっかけで織田・徳川の同盟破棄の話になっていく。(そもそも、家康が織田に援軍を求めるに当たって、援軍をよこさねば武田につくと脅しをかけたからではあるが)

怒る信長に亀は「私のわがままからこのようなことになってしまい、申し訳ありません。私は喜んで信昌様に嫁ぎます」と訴える。信長は「ほんの冗談で言ったことです。もちろん長篠は助けます」と答える。それを聞いた鳥居強右衛門は、一刻も早く味方に伝えるべく、一足先に長篠城へ向かう。

雑感

まさか大河ドラマ鳥居強右衛門の話が見られるとは思わなかった。このエピソードは、最初の読んだのは小学生の時、一峰大二び漫画で。以後、あつこちで見たが、実は、藤吉郎が矢作橋のたもとで蜂須賀小六に出会ったとか、わらじを懐に入れて温めたとかいう類の話と同様、作り話かと思っていた。が、史実だったようだ。

いい話なのだが、最初に「援軍は来ない」と言い、その後「実は来る」と言い直す演出はいただけない。言い直したら、言い直した方が真実であるとは素直には信じられない。どっちが正しいのだ? と収拾がつかなくなる。ここは一発目から「援軍は来るぞー!」と言ってほしかった。

瀬名と千代の話も、今日は小手調べだが今後の展開は予断を許さない。家康やその他の家臣にきちんと事情を説明していればいいが、そうでなければ武田と内通していると誤解されかねない。



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