題名
- 「光る君へ」第04話「五節の舞姫」
放送日
- 2024年1月28日
概要
互いに身分を偽ってきたまひろと道長だったが、まひろはついに素性を明かす。道長も真実を語ろうとするが……その頃、円融天皇の譲位を知った詮子は挨拶のために謁見するが、思いもよらぬ嫌疑をかけられる。ある日、まひろは倫子からの依頼で、即位した花山天皇の前で五節の舞を披露する舞姫に選ばれる。そこでまひろは驚愕の真実を知ることに……。（公式サイトより）
円融天皇は、自分の体調不良は毒を盛られたせいだと気づいており、また、毒を盛るとすれば右大臣しかいないと考えていた。しかしそのことを表立って口にも出せず、そんな折に詮子がやってきたため、事情を打ち明け、二度と自分の前に現われるなと罵った。事態を全く知らなかった詮子だが、父のせいで好いた上様に二度と会うこともかなわず、実家へ戻って怒りをぶつける。蚊帳の外だった道隆も事情を察し、これで父上と三兄弟の結束が強まったと述べた。
倫子からの依頼でまひろは五節の舞を披露するが、ふと見ると最も身分の高い人の席に三郎がおり、その上、その隣には道兼仇のがいる……
雑感
カッとなってちはやを殺した道兼はヤベー奴だと思ったが、それを知って口封じのために付き人を始末し「自らの手を汚すな」と叱った兼家はもっとヤベー奴だと思った。が、一瞬で事情を悟った道隆が「これで父上とわれら三兄弟の結束が強まりました」と即座に口にし、こいつは最高にヤベー奴だと思った。こんな父・兄たちでは詮子も三郎も大変だ……
赤染衛門の出した「竹取物語」のお題に、まひろは、かぐや姫には身分制度なんかという気持ちがあったのでは、そこを爽快に思った、と感想を言い、倫子から「私の父上は左大臣なのよ」とたしなめられている。サロンの女主人としては見事な振る舞いだが、腹の中を見せてくれない。五節の舞を舞う役は、当初は倫子に来た話だが、それを嫌がった倫子が、まひろに押し付けたのだ。でも、何も考えていなかったのか、考えた上でそうしたのかはわからない。
舞の最中に、まひろは道兼と三郎に気付き、道兼はまひろに気付かない。三郎はまひろにも、道兼の仕出かしたことにも気づいていない。まひろはショックで気絶もするだろう……。
