窓の向こうに

月に数回映画館に通う程度の映画ファンです。自分が見た映画やドラマの感想を書いています。

「ブギウギ」(115)

第24週「ものごっついええ子や」(木)

放送日

  • 2024年3月14日

概要

誘拐の電話がかかってきた翌朝、スズ子は愛子に、学校を休むようにと言う。しかし、友だちと遊ぶ約束がある愛子はどうしても学校に行きたいと駄々をこねる。しばらくして、男から再び電話がかかってくる。今日の午後3時に、日帝劇場のロビーにマネージャーに3万円を持ってこさせろという。タケシは、高橋ら刑事が張り込む中、日帝劇場のロビーに向かう。(NHKオンデマンドの解説より)

感想

今日で決着をつけてほしかったが、今日も愛子とスズ子はすれ違ったままだった。

まず、スズ子らは愛子になぜか事態を隠す。愛子が狙われているから大野さんまでが「今日は外出しない方がいい」と判断しているのに、単に「怪しい人さらいのオッサンが界隈をウロウロしているから」というだけでは愛子が納得するはずがない。おまけに、せっかく友だちができかけた、今日待ち合わせをしたから、約束を守りたいと言っているのに、スズ子は聴く耳を持たず、「いつも学校へ行きたないと言うてるのに、今日に限って学校へ行きたがって、人を困らせてばかりいる」などと愚痴っている。それはないなと思う。愛子は学校へ行きたいというより一くんに会いたいわけだから、大人の誰かに付き添ってもらって約束の場所に行ってみる、くらいのことはできたのではないか。

友だちを作れー作れーとうるさく言っていた割には、いざ友だちができかけると約束はブッチさせられる、よう知らん人とはあまり仲良うせんようにな、などと釘を刺される。スズ子は自分が矛盾したことを言っているとわからないのだろうか。もう少し愛子の言うことに耳を、心を傾けてやることはできないものか。愛子の心が折れてしまわないか心配だ。

一くんは転校することになるようだ。一くんとはいい友だちになれたと思うけど、もう会えないのだろうか。



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