窓の向こうに

月に数回映画館に通う程度の映画ファンです。自分が見た映画やドラマの感想を書いています。

カーネーション同窓会

感想

カーネーション」は2011年に放映されて話題になった連続テレビ小説で、総合テレビで再放送が始まったためできた企画。

朝ドラは見ない(見ている時間がない)から、それで何かをいうのは無責任ではあるが、本作品は朝ドラの転回点になった作品かと思っている。以後、ヒット作連発となるからだ。

ただ再会して、おしゃべりに花を咲かせる……という風に進行していくが、川崎亜沙美がうまく司会役をこなし場を回していた。こういう、司会と明示されないまま、自由に発言しているように見せつつ、限られた時間で予定の話題に触れていくというのはかなり難しいのだ。

ドラマを知らなくても役者を知らなくても、なかなか楽しめる座談会だった。

最後の方で、尾野真千子の目が赤くなり、目をつむって(開けていると涙が止まらなくなるからだと推察)しゃべる様子は圧巻。尾野真千子にとって「カーネーション」は、共演した仲間は、やはり特別の存在だったんだろうな。

宮沢りえと森田剛が結婚

3月16日、宮沢りえ森田剛が結婚した。同日に二人の連名でマスコミ各社にファックスされた。宮沢りえは44歳、森田剛は39歳。戸籍上は森田が宮沢姓になったという。

宮沢りえは、1991年に「Santa Fe」という写真集を出した。これはヘアヌードであると喧伝されたこともあって、異様な注目を集め、社会現象となった。売上げは(Wikipediaによれば)2003年までで165万部、これは日本人の芸能人写真集の記録だそうである。

宮沢りえにはさほど興味はないが、話題になったものだから、どんなものか一度は見てみたいと思い、古本屋にあったら買おうと、以来30年、機会があるたびに探しているが、目にしたことがない。Amazonマーケットプレイスを見ても、出品自体はたくさんあるが、ほとんどが在庫なしの状態。

その時は興味を持って購入しても、何年も経つうちに興味を失ったり、置き場所がなくなって邪魔になったりして、古書店へ売っぱらう人は一定数いる。100万部超のベストセラーとなれば、5年後10年後にはあちこちの古書店に置かれているのが普通。樋口可南子の「water ftuit」も、川島なお美の「WOMAN」もそれで手に入れた。が、「Santa Fe」はない。

話題にはなったけれど、実売数はさほどではなかったのではないかと、訝しく思っている。

篤姫登場「西郷どん」第5回「相撲じゃ! 相撲じゃ!」

出演

感想

  • なんでもかんでも気に入らないことがあると直訴しか思いつかない脳筋は、いい加減改めないと命を失うぞ。

(2018/8/5 記)

天才子役現わる!「西郷どん」第2回「立派なお侍」

柿原りんかに注目だ。

出演

粗筋

  • 吉之助は年貢を集める役人の補佐役を務めている。取れ高が悪く、とても年貢が払えない百姓を大勢見てきたが、不正をするわけにはいかず、自分の力ではどうにもならない。
  • 調所広郷に直談判に及び、固定制から変動制に変えてもらうが、検地を始めたところ、隠し田が見つかり、変動制はやめてくれと百姓から懇願され……
  • 藩の実権を握っているのは斉興だが、斉彬が藩主になれば、このような地獄の生活から抜け出せるのではと希望を持つ……

感想

  • 吉之助のような下級武士が調所広郷にお目通りなどできるわけがないが、大河の主人公ゆえに実現してしまう。なんだか「江」を思い出してしまう。そういう無茶なことをしなくても話は作れると、昨年の大河が証明したであろうに。
  • 昨年といえば、隠し田ネタは昨年をヒントにしたものか。いいものが取り入れてよいのだが……
  • 自分の家にも食うや食わずの弟妹や祖父母がいるのに、自分の(わずかばかりの)給金を困っている百姓に差し出したところで問題解決にはなるまいに……「それでもほっておけない」のが吉之助だということか。
  • 突っ込みどころは他にも山ほどあったが、それらを吹っ飛ばしてくれたのがふき役の柿原りんかだ。彼女の演技は見応えがあった。今回限りだが、彼女の今後に注目しよう。

(2018/2/4 記)

岡田義徳と田畑智子が結婚

2018年1月1日、岡田義徳田畑智子が婚姻届けを出し結婚したことを発表した。岡田義徳は40歳、田畑智子は37歳。

岡田義徳はなんといっても「女子ーズ」で桐谷美玲の上司役が光る。「3人の信長」にも出ていましたな。テレビドラマでは「八重の桜」「アフター・ザ・インビジブルレイン」「シャーロック」など。

田畑智子は「舞妓はレディ」の百春かな。テレビドラマでは「新選組!」の近藤つねかな。

静かにスタート「西郷どん」第1回「薩摩のやっせんぼ」

粗もチラと目に留まったが、あまり批判的にならず、楽しんで見ることにする。

出演

スタッフ

粗筋

  • 小吉の幼少から刀瑕が元で右腕が効かなくなるところまで。右手が使えなければ剣は振れず、これではご奉公ができない……と嘆く小吉に、斉彬は、「侍が重い刀を2本も差してそっくり返る時代は終わる。これからは、かよわき者の声を聞き、民のために尽くせる者こそが真の強い侍となる。おまえはそういう侍となればよい」と諭し、以後、小吉は斉彬に心酔していく。
  • 郷中では男子同士が、一緒に鰻を取ったり、勉学に励んだり、喧嘩をしたりするが、女は混ざれない。「妙円寺詣り」という藩最大の行事では、マラソンレースが行なわれ、小吉が一位となるが、最後まで競ったのは男の格好をした女、糸だった。

感想

  • 西郷どん」ではなく「斉彬どん」回であった。ちょっと貫禄があり過ぎるが、まあよいであろう。
  • 松坂慶子風間杜夫平田満が「鎌田行進曲」以来の共演。銀ちゃん、小夏と添い遂げられてよかったね。
  • 初っ端からお由羅がおバカ満開。由羅は確かに馬鹿女だとは思うが、小柳ルミ子がまた上手に馬鹿を演じるもので、余計にそう思うのだが、描き方がちょっとステロタイプなのが気になる。いや、そういうことは気にしないようにしようと決めたのだった。青木崇高が久光だから、そのあたりはうまくやってくれるのではないか。
  • 糸が、なぜ女は郷中の仲間に加われないのかと疑問を呈し、小吉がその声を拾う。うむ、幕末のドラマにジェンダー問題をぶっこんできたか……いや、気にしない、気にしない。きっと今回限りだ。

(2018/2/4 記)

原作とは異なるテイスト「DESTINY 鎌倉ものがたり」

原作は西岸良平の傑作だと思っており、繰り返し読んでいる。あれをどう実写化するのかとかなりの不安と期待をもって観に行ったが、映画としてよい出来だった。

題名DESTINY 鎌倉ものがたり
監督山崎貴
原作西岸良平(漫画)
音楽佐藤直紀
出演堺雅人(一色正和)、高畑充希(一色亜紀子)、中村玉緒(家政婦)、鶴田真由(一色絵美子、正和の母)、三浦友和(甲滝五四朗/一色宏太郎)、堤真一(本田)、市川実日子(本田里子、本田の妻)、ムロツヨシ(ヒロシ、本田里子に思いを寄せる)、粟野咲莉(本田浩子)、安藤サクラ(死神)、田中泯(貧乏神)、要潤(稲荷刑事)、大倉孝二(川原刑事)、神戸浩(恐山刑事)、國村隼(大仏署長)、薬師丸ひろ子(小料理屋女将)、吉行和子(瀬戸優子)、橋爪功(優子の夫)、瀬戸たかの(金満麗子)、木下ほうか(金満和夫)、他
公式サイト映画「DESTINY 鎌倉ものがたり」公式サイト
制作日本(2017年12月9日公開)
時間129分
劇場TOHOシネマズ新宿

雑感

  • CG全盛のご時世、妖怪や異形の者も簡単に再現できるからとそちらに力を入れてしまうとグロとかホラーの世界にいってしまい、原作の面白さを損なうことを危惧していたが、その点は心配無用だった。
  • 原作は基本的に本格ミステリーだと思っているが、映画ではミステリーの要素はほとんどなし。その代わり、原作にない恋愛ドラマがたっぷり。正和のために自分の命を犠牲にしようとする亜紀子、亜紀子を命懸けで助けに行く正和。泣ける。
  • 広大な三途の川を渡るシーンや地獄の風景は「アバター」を彷彿させる。

(2018/5/18 記)

「風雲児たち〜蘭学革命篇」(NHK)

概要

出演

俳優 配役 真田丸」での役
片岡愛之助 前野良沢 大谷吉継
新納慎也 杉田玄白 豊臣秀次
山本耕史 平賀源内 石田三成
草刈正雄 田沼意次 真田昌幸
村上新悟 中川淳庵 直江兼続
迫田孝也 桂川甫周 矢沢三十郎頼幸
大野泰広 大槻玄沢 河原綱家
長野里美 萊子(良沢の妻) こう
岸井ゆきの 峰子(良沢の次女) たか(信繁の側室)
中島亜梨沙 富士子(良沢の長女) 吉野太夫
栗原英雄 奥平昌鹿 真田信尹
阿南健治 工藤平助 長宗我部盛親
高木渉 林子平 小山田茂誠
小林隆 国松 片桐且元
山西惇 多紀元徳御殿医 板部岡江雪斎
浅利陽介 安岡玄真 小早川秀秋
加藤諒 小田野武助 石合十蔵(信繁長女の夫)
中川大志 石川玄常 豊臣秀頼
近藤芳正 役人・新蔵 平野長泰
中原丈雄 桂川甫三(甫周の父) 高梨内記
高嶋政伸 高山彦九郎 北条氏政
小日向文世 吉雄耕牛(通訳) 豊臣秀吉
遠藤憲一 須原屋市兵衛 上杉景勝
みなもと太郎 寛三(版木屋) -
有働由美子 語り 語り
  • 三谷幸喜の作品は同じ役者が呼ばれることが多いが、今回は主要な役者は全員が「真田丸」から召集されている。単なる時代劇として見ても面白いが、「真田丸」ファンにとっては同窓会のような気分だったろう。もちろん自分も。
  • 真田丸」で徳川方を演じた役者は一人も呼ばれていない。徳川幕府を倒す(ことにつながる)話だからか。
  • 草刈正雄の演じる田沼意次は、まんま真田昌幸であった。時代が変わっても性格は変わらんなあ。
  • おこうさんが、ではなくて萊子が咳込むシーンは、狙った演出だろう。それとも長野里美のアドリブか?
  • ほかにも、真田丸の時のキャラを意識した演技や設定が密かに散りばめられている気がした。
  • 唯一、真田丸に登場していないのがみなもと太郎。原作者ということでのゲスト出演だが、なかなかどうして芸達者なところを見せてくれた。若い頃に「仕出し」(映画の端役)のアルバイトをしていたのは伊達じゃない!?

スタッフ

原作との違い

  • 原作へのリスペクトはあるが、必ずしも原作に忠実ではなく、かなり大胆に変わっている部分もある。
  • 石川玄常は、原作には登場しない。桂川甫周も、解体新書の訳読会には参加していない(顔はどこかに描かれていたかも知れないがセリフはない)。ただし原作ではのちに日本を代表する学者となるが、本ドラマでは政治的な意図で訳読会に参加させられたことになっており、あまり賢そうではない。
  • 漫画の最大の見せ所は、解体新書を出版するかしないかで前野良沢杉田玄白が決裂するシーンであろう。珍しく2ページにまたがる大ゴマを使い、そのあとは良沢と玄白が全く同じセリフをしゃべりながら全く逆の方向を目指すという見事な演出であった。ドラマでももちろんそのシーンはあるが、残念ながらあまり印象的とはいえなかった。あの演出はやはり漫画ならではのもので、芝居で同じことはできないのだと改めて感じさせられた。とはいえ、原稿を渡したくない良沢が、日々原稿に手を入れ推敲を重ねており、適当な訳語がない場合は新たな和語(「神経」「十二指腸」など)を創作しているシーンは良かった。
  • 原作では決裂後も交友は続くが、本ドラマでは玄白自身は良沢と縁を切った形になっている。解体新書が上梓された時、刷り上がった本を良沢に持って行くのは中川淳庵のみだった。良沢の古希、玄白の還暦の祝いで久々に再会するのだが、約20年ぶりに顔を合わせた二人が、何も言わずにただ見つめ合っているシーンは、片岡愛之助新納慎也の力量もあり、圧巻であった。これを漫画でうまく描くのは難しい。

雑感

  • 版木屋の寛三が締め切りを守らない作家に苦言を呈するシーンには笑った(みなもと太郎自身が締め切り破りの常習犯であることは、原作ファンならよく知っていることである)。
  • 「ターヘルアナトミア」「解体約図」「解体新書」などが具体的にどの程度の大きさのものなのか、原作ではピンとこなかったが、本ドラマではよくわかった。これは実写の良いところだろう。約図は漠然と思っていたよりはるかに大きく、逆に「ターヘルアナトミア」は意外にコンパクトだった。
  • 専門書の翻訳は時間がかかるもので、現代でも数年がかりはザラであろう(本業の片手間にやる時間的な問題もあろうが)。オランダ語は片言しかわからない、辞書はない教師はいない、オランダ医学に関する知識もない人が丸四年で訳したというのは、驚異的なスピードなのではあるまいか。

(2018/5/2 記)

「ミックス。」

題名ミックス。
脚本古沢良太
監督石川淳一
出演■フラワー卓球部:新垣結衣(富田多満子、元天才少女)、瑛太(萩原久、元プロボクサー)、広末涼子吉岡弥生、医師の妻・元ヤンキー)、佐野勇斗(佐々木優馬、引きこもり高校生)、遠藤憲一(落合元信、農家)、田中美佐子(落合美佳、元信の妻)、他
■渚テクノロジー瀬戸康史(江島晃彦、スター)、永野芽郁小笠原愛莉、アイドル)、佐野ひなこ(多満子の同僚)、他
■卓球選手:ガリガリガリクソン(細川和明、小学生の時に多満子とミックスで県優勝)、鈴木福(後藤田タケル、「岩田卓球道場」の中学生)、谷花音(日高菜々美、「岩田卓球道場」の中学生)、松尾諭(「岩田卓球道場」の指導員)、生瀬勝久(ジェーン・エスメラルダ、「卓球教室モンロー」の人物)、吉田鋼太郎(神奈川県警)、中村アン(神奈川県警)、伊藤美誠、木造勇人、吉村真晴、浜本由惟石川佳純水谷隼、他
■その他:真木よう子(富田華子、多満子の母・フラワー卓球部創設者)、小日向文世(富田達郎、多満子の父)、蒼井優(楊、中華料理店「楊楊苑」の店員)、山口紗弥加佐藤聖子、萩原の元妻)、久間田琳加(佐藤しおり、聖子の連れ子)、平山祐介(佐藤聖子の上司)、斎藤司(石原、萩原の上司)、神尾佑吉岡弥生の夫)、池上季実子吉岡弥生をいびる奥様)、他
制作日本(2017年10月21日公開)
時間119分
劇場TOHOシネマズららぽーと横浜(スクリーン1)

粗筋

幼い頃、卓球クラブを経営していた母のスパルタ教育により、天才卓球少女として将来を期待された多満子だったが、母の死後は普通の人生を歩んでいた。ある時、恋人を会社の新人社員に寝取られたことをきっかけに、逃げるように田舎に戻った多満子は、いまや赤字経営に転落した卓球クラブを立て直すことになる。そのために全日本卓球選手権の男女混合ダブルス(ミックス)部門への出場を目指すことになった多満子は、クラブに通う落ちぶれた元プロボクサーの萩原とコンビを組むのだが……。(映画.com)

感想

細かいところは覚えていないが、割と面白かった。新垣結衣の卓球はうまく見せるのがうまいと思った。蒼井優の中国人ぶりは笑えた。石川佳純は吉村クンと腕を組んでいたんじゃなかったかな。違ったかな。(2021/10/30追記:吉村真晴は浜本由惟とペアを組んでいた。石川佳純水谷隼とともにパーティーに参加していた)

監督

名前に覚えがないが「ストロベリーナイト」「謎解きはディナーのあとで」などを手掛けている。

脚本

名前に聞き覚えがあるなと思ったら、映画では「ALWAYS 三丁目の夕日」「探偵はBARにいる」「外事警察」「少年H」「寄生獣」など、面白いと思って見た作品の多くを担当していた。

(2021/9/6 記)

「植木等とのぼせもん」最終回「スーダラ伝説」

出演

劇中歌

粗筋

  • 時が経ち、小松はバラエティやドラマに引っぱりだこの売れっ子コメディアンとなっていた。植木は主に俳優として活動を続けながら、愛弟子の活躍を感慨深く見守っていた。←どうまとめていいかわからないので、公式サイトよりコピペ。
  • 小松が植木に「親父さん、紹介したい人がいるんですが……」というので、いよいよ結婚かと思ったら、彼女ではなく母親だった。第二回の回収。あの時植木は「今度は直接お目にかかって……」と電話では話していたが、結局会う機会はなかったわけね。
  • 父・徹誠永眠。
  • 渡辺プロ社長・渡辺晋永眠。

雑感

  • 小松政夫は本当に植木等のことが好きだったのね……という物語だった。
  • 1977年、東京宝塚劇場公演「王将」で坂田三吉を演じる。植木が、「坂田三吉なんて、50を過ぎてからやる役なんじゃないのって言ったら、植木さん、あんた今年で51だよって言われて、あれ、オレもうそんな歳なのかと思って……」というセリフがあったが、このセリフは聞き覚えがある。デジャブ。

(2018/02/03 記)

「植木等とのぼせもん」第七回「可愛い子には」

劇中歌

粗筋

  • 植木は小松に、幕間の5分を一人でつなげという試練を与える。最初は何をやっても受けず、苦労を重ねるが、淀川長治の物真似がバカ受け。ようやく小松正夫として独り立ちをすることになった。

雑感

  • あらかじめ仲間内でいろいろやらせて、それだったら受けるんじゃねえか、という持ちネタをいくつか作らせてから挑ませるのではなく、何の見通しも勝算もなくいきなりヤレ! というのは、厳しいのではなく単に無謀なだけなのでは……と思うが……

(2018/02/03 記)

イノベーション

マチュア演劇。知り合いが関係者なので誘われて見た。

  • 題名:イノベーション
  • 会場:横浜市港北公会堂
  • 主催:港北区民ミュージカル実行委員会
  • 作・演出・美術・総監:うちだ潤一郎
  • 照明:若井道代
  • 音響:佐川敦
  • 音楽:氷見嘉章
  • 振付:小川こういち

昨年に引き続き観劇。面白かった。
(2022-10-25 記)