窓の向こうに

月に数回映画館に通う程度の映画ファンです。自分が見た映画やドラマの感想を書いています。

「グッドワイフ(TBS)」最終話「最後の審判」

出演(ゲスト)

  • 鈴木拓(真鍋侑介、居酒屋「真鍋」の店主。小宮が支援している「冤罪被害者の会」のメンバー)
  • 山本圭祐(吉野保志、多田の贈賄容疑の元となった傷害事件の目撃者)
  • 今井隆文(情報屋)
  • 矢崎まなぶ(斉藤亮二、裁判官)

概要

壮一郎の指揮により、神山多田法律事務所に現れた脇坂は、多田を贈賄容疑で逮捕する。

壮一郎の私情が絡んでいるのではないかと、神山に指摘される杏子だが、多田は、過去に担当した案件の判決から、小宮裁判官との関係を怪しまれていたのだ。

負ければ、神山多田法律事務所が潰れてしまいかねないと、神山と杏子を中心に、事務所一丸となり、検察を相手に裁判で戦うことに。一方で、朝飛は不穏な動きを見せる。

そんな中、いよいよ多田の裁判が始まる。

しかし、多田にとって不利な証拠が次々と出てくるばかり。さらに検察側はさらなる隠し玉を控えていて……。さらに、杏子との関係が悪いままの円香は、脇坂と会っていた。そして、思わぬ行動をとってしまう……。

次々と追い込まれていく中で、どん底だった自分を救ってくれた多田を信じ、杏子は多田のピンチを救うことができるのか?

そして、亀裂が入った壮一郎との夫婦関係はどうなるのか?

妻として、女性として、杏子がする決断は……?
(公式サイトより)

  • 多田征大は贈賄罪で起訴された。当初は、小宮のことを思って彼にお金を渡していないと主張したが、法廷で脇坂に円香が用意した証拠写真を開示されて窮地に陥ったため、神山が休廷を申し出る。休廷中に杏子に説得され、10年前の過ちを繰り返さないために、再開後、お金を渡した目的は小宮が支援している「冤罪被害者の会」に寄付したことと正直に話した。
  • 円香みちるは、多田が小宮にお金を渡す証拠写真を杏子に見せようとしたが、「あなたの顔をみたくない」と言われそのまま持ち帰り、代わりに脇坂に証拠写真を提出。その写真は多田が「冤罪被害者の会」に寄付したと正直に話すきっかけとなった。杏子には、この裁判が終わったら退職すると伝える。
  • 朝飛光太郎は多田の贈賄罪に関する裁判に検察側の証人として出廷し、フットサル仲間から多田が小宮にお金を渡したのを聞いたと証言する。
  • 壮一郎は、離婚届を入れた封筒に自身と杏子の結婚指輪を入れて彼女に送り、その後は一人暮らしをしている。

(2023-10-10 記)


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「グッドワイフ(TBS)」第九話「堕ちた正義」

出演(ゲスト)

  • 住田裕子(面接官)
  • 清原博(面接官)
  • 角田龍平(面接官)

この3名は、杏子が16年ぶりに弁護士に復帰する際に面接を受けた時の、それぞれの法律事務所の面接官。弁護士。

概要

壮一郎の一連の事件を計画した“裏切り者”の正体がついにわかった。その“裏切り者”は、壮一郎に衝撃の理由を語る。

そんな中、法律事務所では、円香のある秘密が波紋を呼び、円香は事務所を辞めることを決意していた。また、杏子と朝飛の本採用を懸ける争いも、ついに決着がつく。果たしてどちらが採用されるのか!?

一方、一連の事件が解決した壮一郎だったが、あることがきっかけで多田からの留守電を消したことが杏子にばれてしまう。そのことで言い合いになり、夫婦の間に亀裂が……。

さらに、壮一郎は、多田に関して何か仕掛けようと画策していた。

そんなある日、多田の想いを改めて聞いた杏子は多田と二人きりになり、急接近する……。
(公式サイトより)

  • 壮一郎の起訴は取り消され、御手洗に代わって東京地検検事正に就任する。就任後は、多田の件と並行して御手洗の件も調査。
  • 多田征大は、壮一郎が設立させた特命チームの捜査内容の見直しで、裁判官の小宮との癒着関係を疑われ、壮一郎の部下となった脇坂に贈賄容疑で逮捕された。
  • 佐々木達也は、疑った壮一郎に対して何も言わなかったが、彼に南原と密談した証拠写真を見せられて観念し、「見せてください! あなたが作る強い検察を」の遺言を残して飛び降り自殺した。
  • 脇坂博道は、佐々木の自殺に伴って南原の汚職が明るみに出たことで、検事正の御手洗に管理責任を問われるようになる。長年いがみ合ってきた新検事正の壮一郎から、左遷されない見返りに多田の贈賄容疑について調査指示を受け、多田を逮捕。
  • 神山佳恵は、事務所の雇用枠を杏子に決める。建前では杏子自身の実力と言うが、本音は杏子の夫が検事正に就任したのが採用理由だった。朝飛光太郎は「神山多田法律事務所」を退職。

(2023-10-10 記)


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「グッドワイフ(TBS)」第八話「裏切り者」

出演(ゲスト)

  • 春海四方(宮前文昭、内閣府特命推進事務局長。経済特区に関する決済文書を改ざんした人物)
  • 長江英和(富岡博信、倒産した「トミオカ精工」元社長)
  • 岩瀬亮(安達輝夫、遠山亜紀の元夫)
  • 五條千衣(安達小春、亜紀と輝夫の娘、亜紀が用意したお金で、アメリカで心臓移植手術を受ける)

概要

杏子は壮一郎のスキャンダル相手である遠山亜紀に会いに行くが、亜紀は何も話そうとしない。

そしてついに、壮一郎の裁判が始まる。検察側は賄賂の証拠を揃え、さらに証人にトミオカ精工の社長も呼び、すべて壮一郎の指示だったと証言させる。検察側の絶対的有利な状況で裁判が進んで行く中、壮一郎は事件の“本当の情報提供者”を見つけることが、事件解決に繋がると杏子たちに説明する。

一方で、脇坂が円香に接触。脇坂は木内と円香に関して何かを掴んでおり、円香を利用しようと画策しているが……。

そんな折、多田が蓮見家を訪ね、壮一郎に、このままでは杏子は壮一郎の裁判に負け、朝飛との正式採用争いにも破れると言い、ある衝撃的な宣言をする。

杏子は亜紀を調べていく過程で、新聞社時代の上司・上森から亜紀の隠された過去を聞き出す。そして、再び亜紀の元へ……。

絶体絶命の状況の中、次第にわかってくる真実――

そして、壮一郎たちはついに“本当の情報提供者”にたどり着く……その正体は!?
(公式サイトより)

(2023-10-10 記)


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竹内結子が中林大樹と結婚

2019年2月27日、竹内結子中林大樹と結婚、連名で報告した。竹内結子は38歳、中林大樹は同じ事務所の後輩で34歳。

竹内結子は離婚して11年。なんとなく、同業者はやめた方がいいと思っていたが、まあ余計なお世話だろう。

中林大樹は「ストロベリーナイト」に何度も出て来たようだが記憶にない。最近では「グッドワイフ」にも何度か出て来ているが印象にない。

(2020/4/1 記)

「グッドワイフ(TBS)」第七話「消された真実」

出演(ゲスト)

  • 浜野謙太(剣持宏光、IT企業「ケンズランド」社長)
  • 田中要次(二見芳郎、映画「成り金」を手がけたプロデューサー)
  • 松尾貴史(上森孝明、毎朝新聞社にいた亜紀の元上司)
  • 丸山智己(木内幸久、円香の元夫)
  • 神奈月(田所正二、映画「成り金」の脚本家)
  • 前野朋哉(店長、映画「成り金」のグッズを販売)
  • 間慎太郎(家入繁明、内閣府の職員)
  • 安倍乙(愛唯、映画「成り金」に出演)

概要

杏子への多田の告白を聞いてしまった夫・壮一郎は、怒りに満ちていた。しかし、多田の告白自体を知らない杏子は、壮一郎の弁護人として、事件の全容を聞くことになる。

一年前、特捜部長時代の壮一郎のもとに、大物政治家・南原の汚職のタレコミが入った。佐々木と共に極秘捜査をし、匿名の情報提供者から汚職を証明する決定的な“ある文書”をもらう約束を取り付けたが、その直前に逮捕されてしまっていた。南原の汚職を暴くためには、一年前の匿名の情報提供者を見つける必要があるのだが……。

一方、神山多田法律事務所には、カリスマIT社長・剣持から大きな案件が持ち込まれ、多田、杏子、朝飛の3名で担当することに。剣持はSNSを駆使し、自らが広告塔となり若くして成功を収めている人物。最近、彼がモデルと思われる主人公の映画が無断で公開されたうえ、剣持を誹謗したかのような内容だった。自分のイメージも、さらには企業イメージまで下がったと憤慨し抗議するが、映画会社は一貫して剣持をモデルにしたことを否定。剣持は名誉毀損で映画会社を訴えることにしたのだ。

のらりくらりとかわす映画プロデューサーらを相手に杏子たちは裁判に臨むが、思うようにいかず窮地に追い込まれる。

そんなとき、杏子と打ち合わせで事務所に来ていた壮一郎と多田が鉢合わせる……!
(公式サイトより)

(2023-09-30 記)


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篠田麻里子が結婚

2019年2月16日、元AKB48で女優の篠田麻里子が一般男性と結婚した。20日にファンクラブ公式サイトを通じ発表。篠田麻里子は32歳、夫は3歳下。

元AKBとしては前田敦子に続く結婚、だという認識でいいのかな?

彼女の出演作はドラマも映画も一作も見たことがないが、一応、ニュースではあろう。

リンク

(2020/9/22 記)

「グッドワイフ(TBS)」第六話「崖っぷちの選択」

出演(ゲスト)

  • 春風亭昇太(三栗谷剛、車椅子の弁護士)
  • 温水洋一(坂口孝彦、「海老塚建設」への集団訴訟原告団の代表)
  • 嶋尾康史(辻本則之、「海老塚建設」への集団訴訟原告団の代表)
  • 今井隆文(円香が利用している情報屋)
  • サミ・ポップ(「海老塚建設」の警備員)
  • 今泉佑唯(「海老塚建設」とつながりのある「テイショーコーポレーション」の会社秘書)

概要

多田が賠償金15億円を見込める健康被害に対する集団訴訟代理人をすることになる。多田が3年かけて無料相談にのり、満を持して臨む案件だった。

杏子と共に正式契約を結びに行く日、そこにはもう一人の弁護士が呼ばれていた。車椅子に乗った弁護士・三栗谷剛だ。人づてに聞きつけて、首を突っ込んできたのだ。病気により車椅子生活を送っている立場を巧みに利用して「みなさんの気持ちがわかる」と被害者たちに取り入っていく一方で、次々と用意周到な手を打ち、杏子と多田のペースは乱されていく。結局、どちらが代理人になるかは、被害者たちの多数決で決まることに。しかし、訴える相手企業と三栗谷が繋がっている可能性が浮上する……。

一方、ついに保釈され、帰宅が決まった壮一郎。佐々木と共に、南原を決定的に追い込める証拠を探していた。そんな中、南原と脇坂が接触するところを目撃。南原に自ら接触をはかる――
(公式サイトより)

(2023-09-30 記)


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「いだてん~東京オリムピック噺~」第七回「おかしな二人」

「神回」という言葉は安易には使いたくないが、今回は目の醒めるような回だった。

出演

概要

三島弥彦は、帝大卒業後の進路の問題や家族の反対のこともあって、オリンピック出場を拒んでいたが、嘉納治五郎の巧みな説得もあり、ついに出場を承知することに。

四三はオリンピック出場は快諾したものの、渡航費・滞在費あわせて1800円(現在だと数千万円くらいか?)もの費用を用意しなければならないと言われ、絶望的な気分になる。仕方なく兄に泣きついて無心するものの、裕福ではない金栗家で何とかなる金額ではないことは四三も承知している。

野口源三郎らは、国の代表としていくのになぜ国が負担しないのかと四三に詰め寄る。四三は、詳しい事情は知らないものの、その件で嘉納治五郎が苦労していることを感じているため、文句を言えない。美川秀信は、四三の兄はケチだし四三が走ることに反対しているから金を作ってくれるはずがないという。思い余って嘉納に相談にいくものの、打ち明けられないでいると、何事かを察した嘉納は、自分のコートを質に入れ、その金を四三に渡し、これで服をあつらえるように、これは日本体育協会ではなく嘉納治五郎個人からだと告げる。

ストックホルム行きが決まると、英会話や行儀作法も学ばねばならない。弥彦は自宅を研修の場に提供する。講師は大森安仁子。西洋式の作法など知らない四三は厳しく怒鳴られ料理の味もわからず怯えるばかり。弥彦は、優雅で、もちろん行儀作法をわきまえているばかりか、ピアノを弾き、最近はカメラに凝っているという。その弥彦は四三に向って、いい家族がいて良かったね、と語るが、こんなに恵まれている弥彦が何をいうかと弥彦をいぶかしむ。

弥彦はシマに手伝わせて写真の現像をするが、これはうまく撮れた、といって取り上げたのは、自分を「三島家の恥さらし」呼ばわりする母・和歌子の肖像だった……

一方、熊本では実次が四三のためになんとかしようと金策に走り回る。スヤの紹介で玉名村の庄屋である池部の家へ借金の無心に行くが……

雑感

すべてに恵まれているように見える三島弥彦にも、求めて得られないものがあった。「母は兄にしか興味がない、兄は金にしか興味がない。ま、期待されていない分、気楽なものさ」と言いつつ、自棄になったりもしないし、他人を羨んだりもせず、学業にもスポーツにも抜群の成績を残していくのだが、寂しさを隠せない。お、といって取り上げたのが四三でもシマでもなく、母の写真だった時はぐっときた……

(2019/3/10 記)

ベッキーついに結婚

ベッキーが2019年1月に婚姻届けを提出したことを、SNSを通じて公表した。相手は元プロ野球選手の片岡治大。ベッキーは34歳、片岡は35歳。

川谷絵音との不倫がすっぱ抜かれたのは2016年1月。あっという間の気がするが、二年経ったわけだ。

(2020/8/31 記)

「グッドワイフ(TBS)」第五話「夫婦の条件」

出演(ゲスト)

概要

  • ちなみは数矢の無名時代から支え続けた糟糠の妻だが、人気歌手となった和也には愛人がおり、7年前から別居・離婚協議中。
  • 数矢の資産が約20億であることから、杏子(+多田)は財産分与+慰謝料で11億を請求するが、栗山は6000万が妥当と主張。
  • 数矢が唯奈と早く結婚をしたがっている(そのため早くちなみと離婚する必要がある)ことをみてとった杏子らは、早期解決の代わりに価格交渉に成功しかける。が、そんな矢先に、数矢が事故を起こして意識不明となる。
  • 検査の結果、バイクの運転前に睡眠薬を飲んでいたことがわかり、ちなみに殺人未遂の嫌疑がかかる……
  • 一方、長年ないがしろにされてきたと感じた脇坂怜子は、夫に競技離婚を持ち掛け、代理人として杏子を指名。無事に話し合いが済んだ後、杏子へお礼の代わりに、杏子の家に脇坂博道が盗聴器をつけていることを教える。
  • 盗聴器の存在を確認した杏子は壮一郎にそれを告げ、壮一郎は脇坂に、これをネタに保釈を要求。

雑感

  • 栗山が多田と別れたのは、多田は自分のことを心から愛してはいない、他に好きな人がいるのでは? と感じたためだったが、多田が杏子と仕事をしている様子を見て、それが誰のことかわかったという。本人は否定しても周囲にはバレバレ、というのは多田らしいが、いい年をした大人が、しかも弁護士職にある人間が、ここまで感情が周囲に筒抜けというのもいかがなものかと思う。小泉孝太郎だから許されるけど。
  • ついに壮一郎がシャバへ出てくることに。

配役

  • 芦名星は名前に憶えがある。「八重の桜」で神保雪(手籠めにされた子か?)

(2019/3/10 記)

「疑惑」(テレビ朝日)

2月3日(日)放映。津川雅彦の遺作。津川は昨年8月に亡くなられているので意外だ。撮影後、なぜ放映まで半年近く空けたのか。

原作

出演

雑感

  • 映画はよく知っているが、過去4回もテレビドラマ化されていたとは知らなかった。そうなると毎回特色を出さなければならず、今回の見どころは「白河球磨子が佐原卓子に恋をする」というところか。まあ、米倉涼子黒木華の路チューは確かに見物ではあったが。
  • TVドラマとしては十分楽しめた。ただ、粗もたくさん目についた。
  • このドラマの肝は、誰がどう見ても球磨子が犯人だろうと思うが違った、という点にある。だから無罪を勝ち取った佐原は批判されるし、自身も葛藤を感じるのである。誰がどう見ても、というのは、動機もそうだが、球磨子なら人ひとりくらい平気で殺すだろう、と思える人間であることが必須だ。しかし本ドラマにおける球磨子は、確かにホステスの顔を焼いたり家を騙し取ったりする程度には「ワル」であるが、人が平気で殺せるかというと、そこまでには感じられない。黒木華は悪ぶってもどうしても人の好さが顔に出るし。
  • 真相解明がお粗末。靴とスパナは実はこのように使われたのです、といくら佐原が力説しても、それは「そういう可能性もあり得る」という程度に過ぎず、とても藤原好郎の目撃証言を覆せるとは思えない。それを裏付ける証拠が提出されなければ意味がなく、この点はいくらなんでもお粗末であった。
  • 佐原卓子は黒いものでも白くする敏腕弁護士という設定のようで、それはそれで面白いと思ったが、大貫由紀の存在が中途半端。公式サイトで説明されているエピソードは本編では語られず、何のために登場してきたのかわからなかった。
  • 白河福太郎が球磨子を見初めたのがキャバクラ、というのは今風なのかも知れないが、話が安っぽくなってしまう。銀座のクラブだからこそ地方からでも通うのであり、キャバクラだったら何もわざわざ都心まで通わなくても熱海にだってあるやろ? と思ってしまう。

(2019/3/8 記)

「グッドワイフ(TBS)」第四話「過去との決別」

出演(ゲスト)

  • 須藤理彩(荻原奈津子、蓮見一家が一軒家に住んでいた時の杏子のママ友)
  • 佐藤緋美(荻原翔平、奈津子の息子・野球部所属)
  • 霧島れいか(宇佐美沙織、蓮見一家が以前住んでいた地区のボス的存在)
  • 沢林太郎(宇佐美友也、沙織の息子・野球部所属)
  • 前田旺志郎(中村明宏、野球部所属)

概要

  • 勇人の級友である翔平に殺人の嫌疑がかけられた。翔平は杏子に助けを求める。
  • 翔平一家は、以前、杏子らが高級住宅街に住んでいた時の近所。当時杏子は奈津子と親しくしていたが、杏子がスキャンダルに巻き込まれると、掌を返したように杏子のあることないことを触れて回るようになる。
  • 勇人は、そんなやつを助けることはないというが、奈津子はともかく、翔平は自分を頼ってきたのだから見捨てられないと杏子は言う。
  • 杏子らの調査の結果、真犯人は別にいることがわかったが……

雑感

  • 疑いが晴れた後、奈津子は杏子にこれまでのことを謝罪し、「連絡するから、また一緒にランチしたりしましょう」と言う。が、杏子は「いいえ、そんなことを言ってあなたは決して連絡なんかよこさないわ」と冷たく言い放つシーンは震えた。
  • その後、円香みちるが杏子を飲みに誘うシーンはなかなか良かった。みちるは悪い人ではないらしい。
  • 祥平の疑いが解けたのは良かったが、真犯人はやはり同じ学校の生徒でかつてのご近所さんだったから、爽快感はない。

配役

(2019/3/8 記)

「いだてん~東京オリムピック噺~」第五回「雨ニモマケズ」

出演

概要

予選会開催。三島弥彦は裏方に徹すると言ったのにたいしたことのない奴らが走っているのを見て我慢できず、急遽出場を決める。100m走、200m走、400m走で優勝。

未知の十里(40km)マラソンでは、四三がトップでゴールインし、嘉納治五郎に抱きとめられる……

(2019/2/24 記)

「グッドワイフ(TBS)」第三話「隠された罠」

第三話目にして神回か!? 非常に面白かった。

出演(ゲスト)

概要

  • 列車の脱線事故が発生。事故で死んだ運転士の居眠り運転で処理されようとしていたが、遺族は神山多田法律事務所に依頼。ブレーキ痕がないことから、ブレーキを踏んでいない、つまり運転士は居眠りをしていたと判断されたが、遺族は、それは当人の単なるミスではなく、過重労働が原因だと訴えた。
  • 過重労働の証拠をつかもうと必死で調査するも、やり手(?)の河合弁護士の打つ手も早く、証拠は隠され、関係者には口止めされ、調査が思うように進まない。が、東神鉄道の内部告発があり、ようやく追求できるようになった。東神鉄道はそれなら仕方ないと言って賠償金に応じる姿勢を見せる。物分かりが良過ぎるのではないかと杏子はかすかな疑念を抱く。
  • 杏子は拘置所の壮一郎に面会に行く。過去の子育てで話がはずみ、初めて杏子は壮一郎の前で笑顔を見せる。壮一郎は杏子に、隼人が長時間机に向かっても成績があがらないのは、勉強のやり方自体が間違っている可能性が高い。そこから見直すようにアドバイスしてやってくれないか?」と伝える。
  • 壮一郎の話を聞いた杏子は、事件のことでインスピレーションを得る。争点は、過重労働があったかなかったかではない。実は列車は整備不良で事故が起きる可能性があることを東神鉄道は知っていながら、修理に莫大な費用がかかることから、手を付けていなかったことが事故の原因だった。亡くなった運転士はブレーキを踏まなかったのではなく、踏んだのにブレーキが利かなかったのだ。
  • 実は整備不良の件は過去に検察の立ち入り調査が入ったことがあり、この事情を壮一郎は把握していた。当時の担当者は脇坂。単なる調査にとどまり、立件や指導までいかなかったことが今回の事件を招いたとマスコミに批判され、脇坂の立場は急に厳しいものになる。
  • 杏子は、壮一郎があのような話をしたのは、子供を気遣ったからでも、自分を励ますためでもなく、自分を利用して、脇坂を凋落に追い込むことが目的だったと気づき、泣き崩れる。そんな杏子を多田がそっと抱きしめる……

雑感

  • どんでん返しといえばどんでん返しだが、過重労働を匂わせ、それを隠し、弁護側の調査でそれが明るみに出ると、折れる。それは真の原因を隠ぺいするためだった……。嘘のリークをする小川祥子の演技が見事。
  • 河合弁護士のクソっぷりもなかなか笑えた。
  • 壮一郎に利用されたことを嘆き悲しむ杏子だが、杏子であれば、わずかあれだけのヒントで真相にたどりつくと信頼されていたわけで、それ自体は喜んでいいことだと思う。
  • 多田クンよ、さめざめと泣く杏子を抱きたくなる気持ちはわかる。杏子も、あの場面では誰かに暖かく包んでもらいたいという気持ちもあっただろう。しかし、事務所の中で(カーテンも閉めずに)そんなことをしてはイカンぞ。

配役

  • 高木渉は最近は役者としても活動しているのか。真田丸の頃に比べて板についてきた感じ。

(2019/2/24 記)