予告編を見てどうしても見たくなり、銀座まで出かけていった。
題名 | 酔いがさめたら、うちに帰ろう。 |
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監督 | 東陽一 |
原作 | 鴨志田穣 |
出演 | 浅野忠信(塚原安行)、永作博美(園田由紀)、藤岡洋介(園田宏、長男)、森くれあ(園田かおる、長女)、香山美子(塚原弘子、安行の母)、市川実日子(湊麻美、由紀のアシスタント)、利重剛(医師)、甲本雅裕(内科医)、高田聖子(精神科医)、柊瑠美(アルコール病棟看護師)、渡辺真起子(精神科患者、美人)、堀部圭亮(精神科患者)、西原理恵子(精神科患者)、螢雪次朗(吉田、アルコール病棟患者・会長)、北見敏之(坂井、アルコール病棟患者・食糧係をすぐクビになる)、光石研(アルコール病棟患者)、滝藤賢一(アルコール病棟患者)、志賀廣太郎(アルコール病棟患者)、大島蓉子(?)、他 |
公式サイト | 12月4日(土)酔いがさめたら、うちに帰ろう。 |
制作 | 日本(2010年12月4日公開) |
劇場 | シネスイッチ銀座 |
雑感
- カレーがとても食べたくなる映画である。これから観に行く人は、夕食はカレーのつもりで準備されたし。
- 上映時間は2時間近く、割と長い作品だが、集中力が途切れることなく見入ってしまった。面白かった、という言い方はあたらないかも知れない。思っていたのとは違う内容で戸惑った部分もあるし、身につまされる点もあって、厭な感じで観ていた部分もある。
- 永作博美がサイバラそっくりでびっくり。別に顔が似ているわけではなくて、髪をアップにしていると、確かに別人なのだが、髪をおろしている時に少し上からのアングルで写すと、ちょっと下膨れの頬とかが驚くほどそっくりなのだ。
- 湊麻美が子どもを迎えに行ったり、家族のお弁当作りまで手伝わされるのを見て、アシスタントはここまでしなきゃいかんのかといささかびっくりした。業務内容を著しく逸脱しているだろう。自分だったら、仕事のキツイのは我慢できても、公私混同をされたらとても勤められない。
- 渡辺真起子演じる患者が、久しぶりに見舞いに来る旦那のためにお化粧して着飾って迎えるエピソードに何の意味があったのか不明。西原理恵子を映すためか。
- その西原、太ったなー。
- 光石が登場した時、はじめて光石だとわかった(いつもエンドロールを見て「あれ、今の映画に光石がいたの? どの役?」と思うパターン)。
- 滝藤賢一が出てきたので、どういう役を演じるのかと思ったが、これといったセリフもないチョイ役だった。「クライマーズ・ハイ」で熱演し、昨年は薩摩藩家老まで務めた人だが、こんなチョイ役で使われることもあるのか。
- 予告編で「毎日かあさん」をやっていた。原作が、本作は鴨ちゃんで「毎日かあさん」は西原だとしても、ほぼ同じような内容のものを同時期に公開する理由はなんだろう。
- 予告編で「さいごに、ちゃんと帰ってきました。いい男でした。西原理恵子」という言葉が表示されたのを見て観に行く気になったのだが、本編では出てこなかった。ラストにこの文字が出てきたら、そこで泣けたのに、泣くタイミングを逸した。