雑感
青山亜美は初回から登場し、何か意味ありげな人物に描かれているが、彼女が何者なのかがさっぱりわからなかった(タウン誌の記者で加賀の後輩だということはわかっているが、このドラマの中でどういうポジションなのかが明かされなかったので)。それが今回は彼女が主役になる。
亜美は、峯子の息子である清瀬弘毅の恋人であり、峯子とも付き合いがあった。そうしたことから彼女なりに事件に関心を寄せていたのだ。
弘毅は父親と喧嘩して家を飛び出し、以後両親とは音信不通。その後両親は離婚。が、親の方では、特に母親は、息子の行方を探っており、密かに近所に引っ越してくると、彼女なりに見守ろうとしていた、ということが明かされる。
しかし、これだけの(あやふやな)情報だけで、何ら裏を取ることもせず、この人が自分の息子の恋人だと断定してしまう峯子は、単なるおっちょこちょいでは済まないのではないか。