窓の向こうに

月に数回映画館に通う程度の映画ファンです。自分が見た映画やドラマの感想を書いています。

青山・土器山の戦い/「軍師官兵衛」第五話「死闘の果て」

出演

粗筋

  • 官兵衛と光の間に嫡男・松寿丸が生まれる。
  • 青山・土器山の戦い(だよね? ドラマ内ではこの名称は語られなかったが)勃発。約3000の赤松軍に対して約300の黒田勢は、最終的には敵を敗走させたが、母里小兵衛・武兵衛をはじめ、多くの家臣を失った。
  • 藤吉郎は竹中半兵衛を家臣にする。

雑感

武兵衛は光の侍女であるお国と恋仲になり、「この戦が終わったら夫婦になってくれ」と口説いて快諾を得ている。わかりやすい死亡フラグだなと思ったら本当に死んでしまったので驚いた。子役から登場したくらいだから、てっきり長い間そばに仕えるのだと思っていた。永井大は好きな役者なのだが、これでクランクアップは残念。ということはもうお国の出番もないので、中川翔子も今回限りのスポット出演だったわけか。

官兵衛が光に「必ず生きて帰ります」と伝えるシーンは「永遠の0」で井上真央に別れを告げるシーンをかぶり、笑えてしまう。誰が悪いわけではないが、あとから放送する方が不利だ。しかもただいま大ヒット上映中……(昨年封切されたのに、依然として週末興行では一位を独走中……)

櫛橋家の人たちが映らなかった。この戦は黒田と赤松のもので、自分たちには関係がないと……いや、殿をお守りせねばと、戦闘には参加していなかったか。

終盤、新たな家臣団として二名が紹介される。速水もこみちがカッコつけて槍の舞を見せ、官兵衛が感心してアンコールをリクエストしていたりしたが、黒田節のことをいいたかったわけですね。あとで調べてみると、この戦で母里家は全滅するが、功績ある家柄が絶えるのは惜しいとの判断から、遠因にあたる太兵衛に母里家を継がせたらしい。しかしなぜかドラマではそのような説明はなく、そもそも姓も述べず、単に「太兵衛」とだけ名乗っていた。母里家を継ぐのはこれからなのか?