窓の向こうに

月に数回映画館に通う程度の映画ファンです。自分が見た映画やドラマの感想を書いています。

傑作「カメラを止めるな!」

twitterで信頼するフォロワー氏が面白かったとtweetしていたので観る気になった。観るからには予備知識は極力入れたくない。事前の情報としては、低予算で作られた実験的な作品らしいこと、ゾンビものらしいこと。これだけ。観て良かった。教えてくれた人に感謝。

題名カメラを止めるな!
監督・脚本上田慎一郎
出演■監督とその家族/濱津隆之(日暮隆之、監督)、しゅはまはるみ(日暮晴美、隆之の妻)、真魚(日暮真央、隆之の娘)
■ノーカットドラマ出演/秋山ゆずき(松本逢花、主演女優役アイドル)、長屋和彰(神谷和明、主演男優役)、細井学(細田学、カメラマン役・アルコール依存症?)、市原洋(山ノ内洋、助監督役・メガネ)、山崎俊太郎(山越俊助、録音マン役・お腹弱い)、イワゴウサトシ(黒岡大吾、監督役)、高橋恭子(相田舞、メイク役・人妻で幼子あり)、他
■ノーカットドラマスタッフ/大沢真一郎(古沢真一郎、プロデューサー)、竹原芳子(笹原芳子、プロデューサー)、吉田美紀(吉野美紀、中堅AD)、合田純奈(栗原綾奈、新米AD)、山口友和(谷口智和、カメラマン・腰痛持ち)、浅森咲希奈(松浦早希、撮影助手)、藤村拓矢(藤丸拓哉、音響スタッフ)、生見司織(温水栞、特殊メイクのスタッフ)、他
■その他/曽我真臣(曽我大臣、テレビ局社員)、佐渡未来(子役の母)、林奏絵(護身術アシスタント)、他
公式サイト映画『カメラを止めるな!』公式サイト
制作日本(2018年6月23日公開)
時間96分
劇場TOHOシネマズ 日比谷(スクリーン12/489席)

概要

  • 本作を観た人の間で、ネタバレを決してしないという無言のコンセンサスが出来ているらしい。ネットを探しても見事に内容がわからない。
  • 映画を「観る」と決めた人にとっては、事前情報は極力入れない方が、初回を楽しめる。これはどんな作品でも共通することだろう。一方、観ようかどうしようか迷っている人にとっては、材料がなければ判断できない。
  • ミステリーで犯人やトリックを公言してはいけないとか、最後にどんでん返しがある場合、どんでん返しの内容はもちろん、どんでん返しがありますよ、ということも漏らしてはいけないとか、マナーというべき暗黙の了解事項は存在すると思うが、本作に関してそこまで緘口令を敷く意味はよくわからない。ある程度内容を知っていたからといって、その面白さを損なうものではないと思う。
  • というわけでここで概要を説明しようかと思ったが、誰かに恨まれても厭なので、やはりやめておく。

雑感

  • 面白かった。これは最低二度は観たい。

劇場

  • 昔のスカラ座。離れたところにあって、歩いていくのは面倒だなあと思ったら、なんと東京ミッドタウン日比谷東宝劇場は隣接しているのだ。シャンテの向かい側だけど、シャンテの方がよほど離れている。

(2018/8/19 記)