窓の向こうに

月に数回映画館に通う程度の映画ファンです。自分が見た映画やドラマの感想を書いています。

「アリバイ崩し承ります」第一回「死者のアリバイ」

原作

出演(レギュラー)

  • 浜辺美波(美谷時乃、美谷時計店店主)
  • 森本レオ(美谷時生、時乃の祖父(故人))
  • 安田顕(察時美幸、捜査一課管理官)
  • 成田凌(渡海雄馬、捜査一課巡査部長)
  • 勝村政信(牧村匠、捜査一課係長)
  • 中丸新将(綿貫哲治、県警本部長)
  • 柄本時生(樋口秀人、鑑識課検視官)
  • 是永瞳(高杉カレン、事務員)
  • 井上雄太(郷明斗夢、捜査一課巡査部長)
  • 溝口琢矢(堀雅人、捜査一課巡査部長)

出演(ゲスト)

概要

異動でこの地へやってきた察時美幸の下宿先は時計屋だったが、そこの店主・美谷時乃は、一回5,000円の成功報酬で「アリバイ崩し承ります」という商売もしていた。

事件発生。察時の目の前で交通事故が起きる。撥ねられた男は作家の奥山で、察時に「さっき人を殺した」とつぶやく。言われたマンションへ駆けつけてみると、中島香澄が殺されていた。二人は不倫関係にあったが、奥山が別れたがっていたことから、彼が中島を殺害したことはほぼ間違いないと思われた。しかし、奥山の最後の目撃情報があった時刻・場所からマンションへ向かって殺人を犯したとすると、まっすぐ事故現場へ来たとしてもとても間に合わない。どのようなトリックが使われたのか!?

いろいろ調べたが解決の糸口がなく、途方に暮れた察時は、「試しに」といって時乃に解決を依頼するのだった……

雑感

「屍人荘の殺人」で俄然浜辺美波に注目した自分としては、タイミングよく彼女の主演ドラマが始まるというので見逃せないと思った。

映画の剣崎比留子は、どちらかというと「あまり女性としては魅力的ではない」風体だったが、今回は今風の美人キャラだった。もともと美人には違いないからいいんだけど、派手なお化粧をしているのはちょっと期待とは違った。

謎解き自体はまともだったが、あれだけの手がかりから真実にたどりついた時乃はともかく、捜査一課の面々がなぜわからないのか? 死に行く人の最後の証言を過信せず、誰が殺したのか、どこで殺したのか、真っ当な裏取りをしていればわかっただろうと思う。ちょっと、いやかなり、だらしない。

渡海雄馬がいずれ父親の跡を継いで政治家を目指したとしても、そもそも選挙で当選するかどうかもわからないのだし、あそこまでおぼっちゃま扱いするのは滑稽もいいところ。時乃のもったいぶった大仰な物言いはともかく、全体的にギャグ調が強過ぎるのが残念。

#1 死者のアリバイ

#1 死者のアリバイ

  • 発売日: 2020/02/05
  • メディア: Prime Video


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(2020/2/9 記)