窓の向こうに

月に数回映画館に通う程度の映画ファンです。自分が見た映画やドラマの感想を書いています。

「アシガール」第9回「せつないラストチャンス!」

放映は12日。

出演

概要

「もう二度と戦国には行かれない」と聞かされて一時は落ち込んだ唯だったが、弟を脅し(懇願し)もう一度戦国へ行かれるよう、エネルギーを貯めさせる。

木村先生から、これまで滅んだとされる羽木家が生き延びた証拠が見つかったことを知らされる。また、発掘場所から唯の写真も発見される。戦国当時、写真があるわけないから何かの間違いだと判断されたが、それが若君が戦国へ帰る時に持って行った唯の写真だ……。唯はただ買い世の心を知り、なんとしても本人の口から直接気持ちを聞くべく、戦国に戻る決意を固める。

尊はなんとか短期間でエネルギーを貯めるべく圧を加えたら実験室が爆発してしまった。これで二度とエネルギーは貯められない。ただし時間転移装置に問題はないから、一往復はできる、それが本当に最後だと唯に告げる。唯はそれでよいと、戦国へ旅立つ。

戻ってみると、しばらく唯がいない間に吉乃は小平太パパに嫁いでいた。また、忠清と阿湖姫との婚姻の話が進んでいた。最初はその婚儀をぶっ潰そうとする唯だったが、この結婚は羽木家、松丸家、そして領民みんなのためになると忠清自身が決めたこと、邪魔してはならぬと吉乃に言われてしまい、途方に暮れる。

高山は、このまま忠清と阿湖の婚姻が成立すると、羽木家が強大になってしまうことを危惧し、阿湖を誘拐して跡取りである宗熊の嫁にする計画を立てる。

唯の気持ちを(高山の企みも)知らない阿湖は、唯を共にし城下へ出る。阿湖の言うことなど聞きたくない唯だが、阿湖姫本人はいい人だし、羽木の嫁たるもの、城下を知らずばと言われれば断わることはできなかったが、高山の手の者に襲われてしまう。唯は阿湖と衣服を交換して逃げ、追手を引き付けることに成功。阿湖はなんとか城に戻るが唯は捕らわれてしまう……

雑感

あっさり戦国に戻ってきたけど、この二ヵ月(たぶん)唯は気が気ではなかっただろう。

戦国に戻る時に父が渡してくれたれんこんのはさみ揚げは最強。実にいい香りで、皆がたぶらかされて(?)しまう。が、その匂いで忠清にあっさりと気付かれることになった。

唯は忠清に、もう戻らない、一生この世界で生きると決意を述べ、タイムマシンを池にほうりこんでしまうが……これで本当にタイムマシンは使えなくなってしまうのか。

しかし、唯が戦国で生きるとなると、家族とは二度と会えないことになる。唯が現代へ戻れば、忠清と離れ離れになって二度と会えない。忠清を現代へ連れてくれば、今度は忠清が家族や家臣と会えなくなるし、跡継ぎのいなくなった羽木家は滅んでしまうだろう。どう転んでもあまり幸せな結末にはなりそうもないが、どうなるのだろう?


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(2020/6/16 記)