第11週「1962-1963」(火)
放送日
- 2022年1月11日
概要
るいはレコード屋へ行きサッチモのレコードを買う。それからレコードプレイヤーを買おうとしてあまりの高さに驚……いているところでジョーと遭遇。ふたりはNight & Dayへ行き、店でレコードをかけてもらう。真剣に聞き入るるい。
川沿いの道を歩いていると、野球のボールが飛んでくる。近くの空き地で野球をやっている子供のボールが飛んできたのだ。るいは投げ返すが、「いい球」だったため、子供たちはどよめく。
洗濯物を届けにきたるいに、雑誌「ジャズジャーナル」を渡すジョー。
ベリーはジョーに「ハワイの若大将」(若大将シリーズ第四作)のチケットを二枚見せ、一緒に行こうと誘うがジョーは受諾せず。
るいはジョーの部屋に洗濯物を配達。ジョーはトランペットをるいに渡し、吹いてみるよう促す。手と手が触れあい、るいの唇がペットマウスへ……急に恥ずかしくなったるいは、部屋を飛び出す。
家に帰ってもずっとジョーのことを考え続けるるい……
今日のニュース
夢の超特急・新幹線が、テスト区域で時速256kmを達成。
今日のベリーと木暮
「懲りへんなあ」
「青春映画もあかん、恐怖映画も宇宙活劇もあかん、水族館も遊園地も、どこ誘ってもあかん。どないしたらデートしてくれるのジョーは」
「ベリーちゃん、押しが強過ぎるのとちゃう?」
雑感
手と手を触れ合いながらるいがトランペットに口をつけるシーンは、なまじのキスシーンよりエロかった。
るいがジャズやルイ・アームストロングに気持ちが向いてきたとみるや、雑誌を読ませるなどして沼に引きずり込もうとしているジョーがオカシイ。
るいは、プレーヤーを買う前にレコードを買うのは順番がおかしい。もっとも、プレーヤーはいつでも(お金さえあれば)買えるが、レコードはそうじゃないから、これが正しいのかも。そういえば喫茶店にレコードを持ち込んで、「マスター、これかけて」と言う客が昔はいたなあ。
るいの野球は勇仕込みだから、うまいという設定なんだろう。実際には肩も腰も使わない、手だけの投げ方(要はど素人)なんだけど。
ベリーは、ジャズマンのジョーの追っかけなのではなく、大月錠一郎という男性を好きだということか? 謙虚なのは自分のガラじゃない、推して押しまくる、という主義のようだが、ジョーの部屋へ押しかけたりはしないのね。
(2022/01/12 記)