窓の向こうに

月に数回映画館に通う程度の映画ファンです。自分が見た映画やドラマの感想を書いています。

「らんまん」(041)

第9週「ヒルムシロ」(月)

放送日

  • 2023年05月29日

概要

植物学雑誌の創刊を目指す万太郎は、田邊から創刊の許可を得たいのだが、話しかけるタイミングがなかなかつかめない。一方、寿恵子は、和菓子を届けに行ったことをきっかけに実業家・高藤に気に入られ、舞踏練習会に参加してほしいと誘われる。最初は断わるが、そこへ現れたアメリカ人ダンス講師・クララの優美な姿に魅了されて……。(NHKオンデマンドの解説より)

感想

雑誌作りのためには教授の許可が必要(勝手にやったら怒られる)、と万太郎や波多野、藤丸は考えているようだが、許可というより全面的な協力・指導が必要なのではないのか? 記事に誤りがあれば信用が失墜する。逆に、田邊が監修をつとめるとあれば、箔がつくというもの。雑誌の売上にも影響する。

この頃はまだ日本には学会はなかったのだろうか。としたら、自分ならまず学会を作ることを考えるだろうな。そして学会誌を出すのだ。まあ、黎明期においては鶏と卵のようなものかも知れないが。

前回、高藤は寿恵子が気に入ったようだったが、別に嫁とか妾とかにしたいわけではなさそうだ。ところで、寿恵子はダンスの誘いを自分の意志で断わっているような返事をするが、母親が許可してくれないからできない、となぜはっきり言わないのだろうか。嗜みというものだろうか。それとも、先週、上流階級の人たちに直に接してみて、本心から気後れしてしまったのか。

クララは宣教師の夫と死別したが、遺志を継ぎ、日本で音楽とダンスの教師をしているのだという。


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