窓の向こうに

月に数回映画館に通う程度の映画ファンです。自分が見た映画やドラマの感想を書いています。

お逝きなさい……「スカイハイ」第一死「盗む女」

出演(レギュラー)

  • 釈由美子(イズコ、門の番人)
  • 小倉久寛(四方山大吉、リサイクルショップ社長)
  • 宮谷恵多(四方山小吉、四方山大吉の息子)
  • 中村育二(門の主)

出演(ゲスト)

放映

2003年1月17日〜

感想

昔、漫画(原作)をとても面白く読んだ覚えがあり、どのように映像化されたのか興味があった。

釈由美子は、以前ホームメイトのCMを見た時は、セリフが棒読みだなあと思ったが、「ガリレオ」でのゲスト出演の際は特にそういう印象はなく、無難にこなしていた。今回は主役なので期待していたが……ホームメイトに戻っていた。美人だという以外に存在感がない。

ストーリーは、死んだ人間が、天国で再生を待つか、現世でさまよい続けるか、恨みがある相手一人だけを呪い殺し、地獄へ行くかをイズコが選ばせるというもの。今回は、殺された女が、殺された時の記憶をなくしたため、なぜ殺されたのかをイズコが気づかせ、選択させる……

他殺の可能性もあるとして調査されていたはずだが、どうやら完全犯罪となったらしい。いやいや、ちょっと待ってよ。自動車で轢き殺されたのなら、塗料やら破片やらですぐに犯人がわかるはず。それはちょっとね。

それから、新妻を亡くした同僚を不憫に思ってお見舞いに行き、供養だといって一緒に酒を飲むのもいいだろうが、男一人の家に、女が一人で連日訪ねて行ったり、男が仕事中に鍵を預かって掃除しに行ったりするのは、いくらなんでもやり過ぎ。若い女が出入りしているとなったら、とかく噂にもなるだろう。それに、いくらさびしい心に付け込まれたとはいえ、喪も明けないうちに、妻の友人と結婚するかあ?

やっぱり深夜番組だということなのか。ファンタジーだなあ。でも最近、ファンタジーに耐性ができてきたからな。もう少しこのハチャメチャぶりを見てみたい。

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