窓の向こうに

月に数回映画館に通う程度の映画ファンです。自分が見た映画やドラマの感想を書いています。

「カムカムエヴリバディ」第一週-金

ハラハラきゅんきゅんの一週間が終わった。

放送日

  • 2021年11月5日

概要

今日も安子は稔と逢瀬。稔から英和辞典をプレゼントされ、喜ぶ安子。二人が自転車の練習をしているところに、部活で走っていた勇が通りかかり、仲良さそうにしている二人を見てしまう。

安子が店へ戻るときぬが店番をしていた。店番を頼まれたのだという。家へのお土産を買いに来た稔も一緒。安子はきぬに「勇ちゃんのお兄さん」だと紹介する。二人の表情を見比べたきぬは、いろいろと事情を察した様子。

「うまい。やっぱりタチバナの餡子は絶品じゃ」という稔に安子は、「私、家のお菓子が大好き。しゃあけど、家のお菓子を食べている人の顔を見るのはもっと好きです」と。帰らずにまだ店にいたきぬは、突然、一緒に行く約束をしていた夏祭りに行けなくなったと言い出す。悪いけど、一人で行って! 驚く安子に、稔は、僕でよかったら一緒に行こうかと申し出る。

夏祭り。二人で浴衣を着て歩く。射的をやったり金魚すくいをやったり……。夢のような時間だが、稔がちょっと離れた隙に、あとをつけてきた? 勇が、「兄貴は雉真の社長になる人じゃ。あんころもちの娘とは釣り合わんのじゃ」と吐き捨てるように告げる。安子は、戻ってきた稔に、いろいろありがとうございました、これで終わりにしますと告げ、駆け出していく。稔は何が起きたのかわからず、呆然と立ち尽くす……

翌朝、目覚ましをかけなかったのに習慣で目が覚めてしまう。「実用英語会話」の放送を聞くが、涙が止まらない。稔は稔で、いつもの練習場所でずっと安子を待つが、来ない。

安子が店番をしていると、勇がやってきた。この間、ひどいことを言ったと安子に謝罪。でも、事実だからと言う安子に、兄貴は明日の朝一番の列車で大阪へ戻ると教える。夏休みはもう終わりだと。

翌朝、意を決した安子は、自転車を必死で漕いで岡山駅へ向かい、稔を見つける。「May I write a letter to you?」とたどたどしく尋ねる安子に、稔は「Of course. I will write to you in return.」と答えるのだった……

雑感

  • 今日はずっと胸がきゅんきゅん言いっぱなし。神回と呼びたいくらい。
  • 勇、お前はなんてバカなんだ! 稔との仲をぶち壊したところで、安子が自分を振り向いてくれるわけじゃないことがわからないのか。わからないんだよなあ。それが若いってことだ……。
  • 稔さん、アンタもバカだ。なぜ安子を追いかけなかった! おまけに毎日(たぶん)いつもの場所で安子が来るのを待ち続けるくらいなら、なぜ店に訪ねていかないのか。でも恐らく勇は、安子を待ち続ける兄をまた見てしまい、反省したんだろう。
  • 安子、きぬに本当に用事があったと思うなんて、アホか。きぬは自分だってお祭りに行きたいのに、我慢したんだぞ(ま、安子にバレないように行ったかも知れないが)。いい友達をもって幸せだね。ほんと、きぬちゃんのような友達は大事にしなきゃダメよ。
  • 安子が泣きながらラジオを聞いているのに気づいた小しずが、声をかけようとした時に、そっと止めるひさが立派。「安子だってもう14歳、泣きたくなることもあるだろう」と。なんでもかんでも慰めたり、話を聞いてあげたりすることがいいわけじゃない。泣きたい時に静かに泣かせてあげることもまた大切だと思うのだ。なんせ、お医者様でも草津の湯でも……恐らく、ひさは薄々察していたのだろう。
  • この一週間、本当に盛り上がって素敵なドラマだったけど、心臓に悪い。これがあと半年続くの? 朝ドラって、こういうものなの?

今日の安子ときぬ

稔「すいません、僕が時間に気づかなんで」
安子「雉真稔さん。ほら、勇ちゃんのお兄さん」
きぬ「へーっ」
安子「自転車の乗り方を教わりよったんじゃ」
きぬ「へえー?」
安子「ついでに家にお土産を買いに寄ってくれたんじゃ」
きぬ「……へえー♪」

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