窓の向こうに

月に数回映画館に通う程度の映画ファンです。自分が見た映画やドラマの感想を書いています。

「舞いあがれ」(037)

第08週「いざ、航空学校へ!」(火)

放送日

  • 2022年11月22日

登場人物

  • 山崎紘菜(矢野倫子、同期生、25)
  • 濱正悟(中澤真一、同期生、25)←眼鏡の人
  • 醍醐虎汰朗(吉田大誠、同期生、21)←口下手な人
  • 佐野弘樹(水島祐樹、同期生、23)←チャラい人

概要

無事に航空学校へ入学した舞は、宮崎本校で寮生活を始める。同室には矢野倫子がいた。男子ばかりだと思っていた舞は、女性がいることに安堵(ど)する。そして、最終面接で会ったあの高慢な男子・柏木も合格していた。クラスでは6人ずつの班分けが行われ、舞は柏木や倫子と同じ班になる。その他には水島、吉田、中澤という学生と知り合う。(NHKオンデマンドの解説より)

同じグループの人たちはみんななかなか優秀。舞はついていくのにやっとで、授業終了後、毎日部屋で復習に明け暮れる。同室の倫子は、勉強せず、着替えて化粧をすると、部屋を出、深夜まで帰って来ない。それなのに授業の予習もバッチリ。教師からも褒められる。不審に感じた舞は倫子のあとをつけると、外出ではなく男子の部屋に入っていった……。

感想

昼食時、自然に同じグループの6人が同じテーブルに着く。自己紹介を順に始めるが、柏木が拒否してさっさとご飯を食べ始める。態度は悪いが、柏木が正論だと思う。名前を名乗ったり聞いたりするくらいならともかく、年齢だの出身地だのの話を始め、食事も取らずにこの人たちはいったい何をしているのかと僕も思ったもの。

倫子は、当初は何か経験があるか、頭がよくて授業を聞いただけですべてを理解できるタイプかと思った。そういう人は時々いるが、ならば復習の必要はない。が、教官から「よく予習している」と褒められたので、あ、誰かに教わっているな、と思った。さらに男子の部屋に入っていくのを見て、勉強会か何かが催されているんだなと思った。

しかし舞は全く別の想像をしたようだ。女が一人で男子の部屋に行く。お化粧して、お洒落して。彼氏を見つけて早くも愛欲の生活を送っているとでも思ったのかと思ったら、「事件に巻き込まれているのではないかと思って」。化粧やお洒落服も不思議だったようだが、寮とはいえ廊下は外と同じ。他人の家に行くのにスッピンにスエットで行く人はいないだろう。着替えるのが当然では。

舞の思考回路は不思議だが、これまで恋愛経験のない舞には、そっちの方面への思考は働かなかったようだ。それより、貴司の異変に気付いていながら気づかないふりをして大事になってしまった経験から、ほっておくわけにはいかなかったのか。倫子も、あきれながらも舞の気持ちがわかったので、仲間に誘ったのだろう。

教わるのがうまい人って、教えるのが好きな人を見つけるのがうまいよね。


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