窓の向こうに

月に数回映画館に通う程度の映画ファンです。自分が見た映画やドラマの感想を書いています。

「らんまん」(030)

第6週「ドクダミ」(金)

放送日

  • 2023年05月12日

登場人物

  • 池内万作(阿部文太)
  • 宮澤エマ(笠崎みえ、西村まつの妹)

概要

万太郎は、東京での生活が落ち着いたことをタキと綾に手紙で報告。そして、竹雄と共に近所の和菓子屋・白梅堂を訪ねる。寿恵子が働く店かもしれないと、僅かな希望を抱きながら……。しかし、そこにいたのは、職人の文太だった。店先でがっかりしていると、目の前に寿恵子が現れて……! 一方、まつの元には、妹のみえが訪れる。(NHKオンデマンドの解説より)

ようやく寿恵子と再会。寿恵子は「かえるさま」を覚えていた。万太郎がムキになって植物について語るのを面白そうに聞いている。感じは悪くない。が、寿恵子には叔母のみえが縁談を持ち込もうとしている。肝心の寿恵子は里見八犬伝オタだった。

感想

寿恵子が八犬伝オタだったというのは面白い設定だ。ただ、万太郎らを送ったあと、突然八犬伝を読み出し、妄想に耽るなど、オタ話が唐突な上に、オタ仕草がやけに現代的なのは違和感が残る。

竹雄は万太郎の身の回りの世話を一手に引き受けると言うが、万太郎が嫁を取るとその存在が邪魔になるのでは、という危惧があった。が、こんな寿恵子なら、「万太郎×竹雄」の関係を面白がって(継続を認めた上で)面白がってくれるかも。

漫画で「咲くは江戸にもその素質」という江戸時代の八犬伝オタを描いた作品を思い出した。この作品は、江戸時代にそういう素質を持った人がいたら、本当にこういう行動に出るかも、というリアリティがあった。

池内万作は割といろいろな作品で見るのだが、印象が薄い。


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