窓の向こうに

月に数回映画館に通う程度の映画ファンです。自分が見た映画やドラマの感想を書いています。

「ブギウギ」(117)

第25週「ズキズキするわ」(月)

放送日

  • 2024年3月18日

登場人物

  • 吉柳咲良(水城アユミ、歌手)
  • 遠山俊也(代々木勇、プロデューサー)
  • 中村倫也(沼袋勉)

概要

東京ブギウギのヒットから9年、ブギブームも下火になりつつある中、スズ子や羽鳥善一のブギは古いという記事が書かれてしまう。同時に、若手歌手の水城アユミが新たなスターとして台頭してきていた。そんな中、スズ子は丸の内テレビのプロデューサー・代々木から、年末の歌番組にトリで出てほしいとオファーを受ける。しかし、トリ前に水城アユミを持ってきてもいいかと聞かれる。(NHKオンデマンドの解説より)

感想

あと二週なのに新キャストが続々と。若手歌手・水城アユミは福来スズ子を脅かす存在に。実は彼女は大和礼子の忘れ形見であり、実父・股野義夫がマネジャーを務めていた。

柴本タケシは福来人気にあやかって、やたらにイキっている。なにせ若い上に担当したことのある歌手はスズ子だけだから、致し方ない面もあるが、代々木プロデューサーらに失礼な物言いをしてもスズ子が注意しないのはいただけない。

スズ子は終わり、のような記事が雑誌に載ったことに腹を立てたタケシは、羽鳥先生のお願いして新曲を出しましょう、と言い出すが、スズ子のプロデューズはそんなに場当たり的に決めているのだろうか。新曲はこのくらいのペースで、リサイタルは年に何回、場所はどこで、映画やテレビの出演は、そして新曲は誰に作ってもらう、等々、何ヵ月も前から計画を立て、人が動いているのではないかと思うが。レコード会社との契約もあるだろうし。

初期は羽鳥がプロデュースしているかのような描かれ方をしていたが、ここまで売れっ子になれば、所属プロダクションやコロンコロンレコードも含めて巨大なプロジェクトになるはず。そのあたりは描かれていないのでよくわからないけど。

タノケンは、一世を風靡したあとも、のんびりしていたらいつ居場所がなくなるかも知れないとガツガツしていたが、スズ子は鷹揚というか呑気というか。やりたいことはやり尽くしたし、お金も稼いだし、あとはなるようになれという心境だろうか。



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