窓の向こうに

月に数回映画館に通う程度の映画ファンです。自分が見た映画やドラマの感想を書いています。

「カメラを止めるな」ふたたび

題名カメラを止めるな!(二度目)
劇場TOHOシネマズ 日比谷(スクリーン12/489席)

雑感

  • 初回を見た時、特におかしい場面でもないのに笑い声を立てる人がいて、少々不思議に思ったが、今回、自分がまさに笑い声を何度か漏らしてしまった。あの笑っていた人は、複数回観ている人だったんだな。
  • 開始40分で劇場を出て行った人がいた。トイレかとも思ったが、戻ってきた様子はなかった。彼は(彼女かも知れないが)この映画をどういう作品だと思ってこれから生涯を過ごすのだろう。
  • Tシャツほしい。

(2018/8/19 記)

傑作「カメラを止めるな!」

twitterで信頼するフォロワー氏が面白かったとtweetしていたので観る気になった。観るからには予備知識は極力入れたくない。事前の情報としては、低予算で作られた実験的な作品らしいこと、ゾンビものらしいこと。これだけ。観て良かった。教えてくれた人に感謝。

題名カメラを止めるな!
監督・脚本上田慎一郎
出演■監督とその家族/濱津隆之(日暮隆之、監督)、しゅはまはるみ(日暮晴美、隆之の妻)、真魚(日暮真央、隆之の娘)
■ノーカットドラマ出演/秋山ゆずき(松本逢花、主演女優役アイドル)、長屋和彰(神谷和明、主演男優役)、細井学(細田学、カメラマン役・アルコール依存症?)、市原洋(山ノ内洋、助監督役・メガネ)、山崎俊太郎(山越俊助、録音マン役・お腹弱い)、イワゴウサトシ(黒岡大吾、監督役)、高橋恭子(相田舞、メイク役・人妻で幼子あり)、他
■ノーカットドラマスタッフ/大沢真一郎(古沢真一郎、プロデューサー)、竹原芳子(笹原芳子、プロデューサー)、吉田美紀(吉野美紀、中堅AD)、合田純奈(栗原綾奈、新米AD)、山口友和(谷口智和、カメラマン・腰痛持ち)、浅森咲希奈(松浦早希、撮影助手)、藤村拓矢(藤丸拓哉、音響スタッフ)、生見司織(温水栞、特殊メイクのスタッフ)、他
■その他/曽我真臣(曽我大臣、テレビ局社員)、佐渡未来(子役の母)、林奏絵(護身術アシスタント)、他
公式サイト映画『カメラを止めるな!』公式サイト
制作日本(2018年6月23日公開)
時間96分
劇場TOHOシネマズ 日比谷(スクリーン12/489席)

概要

  • 本作を観た人の間で、ネタバレを決してしないという無言のコンセンサスが出来ているらしい。ネットを探しても見事に内容がわからない。
  • 映画を「観る」と決めた人にとっては、事前情報は極力入れない方が、初回を楽しめる。これはどんな作品でも共通することだろう。一方、観ようかどうしようか迷っている人にとっては、材料がなければ判断できない。
  • ミステリーで犯人やトリックを公言してはいけないとか、最後にどんでん返しがある場合、どんでん返しの内容はもちろん、どんでん返しがありますよ、ということも漏らしてはいけないとか、マナーというべき暗黙の了解事項は存在すると思うが、本作に関してそこまで緘口令を敷く意味はよくわからない。ある程度内容を知っていたからといって、その面白さを損なうものではないと思う。
  • というわけでここで概要を説明しようかと思ったが、誰かに恨まれても厭なので、やはりやめておく。

雑感

  • 面白かった。これは最低二度は観たい。

劇場

  • 昔のスカラ座。離れたところにあって、歩いていくのは面倒だなあと思ったら、なんと東京ミッドタウン日比谷東宝劇場は隣接しているのだ。シャンテの向かい側だけど、シャンテの方がよほど離れている。

(2018/8/19 記)

泣かされた「コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命-」

新垣結衣の出演する医療ドラマ? というぐらいの予備知識で観に行ったのだが、シーズン3まで月9で放映された人気TVドラマが(その合間にスペシャル版が)あったらしい。「コード・ブルー」というタイトル自体、初めて耳にしたが。

題名劇場版コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命-
監督西浦正記
医療監修日本医科大学千葉北総病院救命救急センター
音楽佐藤直紀
出演■レギュラー/山下智久(藍沢耕作、フライトドクター)、新垣結衣(白石恵、フライトドクター)、戸田恵梨香(緋山美帆子、フライトドクター)、浅利陽介(藤川一男、フライトドクター)、比嘉愛未(冴島はるか、フライトナース)、椎名桔平(橘啓輔、救急救命部部長)、馬場ふみか(雪村双葉、フライトナース)、有岡大貴(名取颯馬、フライトドクター候補生)、成田凌(灰谷俊平、フライトドクター候補生・中国語をしゃべるシーンあり)、新木優子(横峯あかり、フライトナース候補生)、丸山智己(緒方博嗣、元料理人で緋山の恋人? 結婚式で料理を振る舞う)、児玉清(田所良昭、離島で医療に従事)
■ゲスト/山谷花純(富澤未知、航空機事故で8週間の重傷を負うが、実は胃癌で余命数週間)、新田真剣佑(岩田彰生、未知の婚約者)、かたせ梨乃(雪村紗代、双葉の母・アルコール依存症患者)、平埜生成(杉原剛志、海ほたる事故に巻き込まれ父親が重傷を負う)、他
公式サイト映画『劇場版コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命-』公式サイト
制作日本(2018年7月27日公開)
時間128分
劇場TOHOシネマズ ららぽーと横浜

概要

  • 成田空港の事故と海ほたるの事故。同時に起きるわけではなく、オムニバス短編という感じ。

雑感

  • 面白いところもあり、ダレているところもあり、初めて見たけど全体としてはまあまあ悪くないか……と思っていたところ、最後に児玉清が登場して泣かされた。まさか児玉さんが出演するとは思っていないじゃないかよ! ひどいよ! 泣いたよ!

配役

  • 戸田恵梨香がすごく嵌まっていた。こういう顔でこういう性格の人に自分は弱いのだ。心をわしづかみにされてしまう。

(2018/8/19 記)

「夕凪の街 桜の国2018」

出演

平成編
昭和編

スタッフ

雑感

  • 当初、常盤貴子が主役をやるとの報に接して、ええーっ、七波は28歳だぞ、と驚いたが、原作が発表されたのは2004年。現代編を2018年の物語とするために作中人物に14年歳を取らせたわけか……(でも常盤貴子は46歳)。
  • 原作を知らない人がこのドラマを見れば、いいドラマだったと思うのではないかと思う。実際、それなりによくできていた。
  • 「夕凪の街」パートはスピーディな展開で良かった。ここをていねいに描くと安っぽいメロドラマになってしまうから、あっさりがいいのだ。それにしても川栄李奈がここまでできるとは……。「原爆を落とした人は、やった、また一人殺せた、とちゃんと思うてくれとる?」は効いた。
  • 「桜の国」パートは、ほぼドラマオリジナルといってよい内容で、良し悪し云々より、これをこうの史代原作「夕凪の街 桜の国」だと呼んでよいのかおおいに疑問に感じた。いくらタイトルに2018をつけたとしてもだ。
  • 風子(ドラマのオリジナルキャラクタ)は、医者になれと将来を強要する父に反発して家出を敢行。祖父の認知症疑惑に巻き込まれて広島に行き、そこで原爆が投下された後の広島の様子や、若くして亡くなった皆実のことなどを知る。生きたくても生きられなかった人に比べれば、今の私は幸せなのかなと考えて父と和解する。これは悪くない話。悪くない話だが、現代に生きる誰もが(ヒロシマを知れば)同じように感じておかしくない話であり、それが風子である必然性がない。つまり、「夕凪の街」とつながっていない。
  • 一方七波は、姪の風子をはじめ、周囲の人の幸せを見守るのが自分の役割であると思い込んでおり、自分自身の幸せをあまり考えていない。が、ドラマの終盤で旭に「お前が幸せにならなければ姉ちゃんが泣くよ」と言われて大門雄二からのプロポーズを受ける決意をする。……旭さんよ、それを娘が40代の半ばになった今頃言うのか。20代の時に言ってやれよ、と。そもそも七波の思いは単にぼっちをこじらせただけで、皆実の姪であることとは何の関連もなかった。つまり、「夕凪の街」とつながっていない。
  • 原作の「桜の国」の肝は、東京生まれの東京育ちの凪生が、交際相手の親から、(母親が幼い頃広島で被爆していることを理由に)娘と会わないでくれと言われることである。皆実の話は、皆実が死んでも(何度夕凪が終わっても)終わっていないのだ。そこに問題の悲惨さ、深刻さがあるのに、本作は、戦後編と現代編が、ストーリーはつながっていても問題が完全に分離していたのが残念だ。
  • 風子が被曝三世であることから、差別されたり、友人から距離を置かれたり、進学や就職で不利になったりする話なら、それはそれでよかったのではと思う。ただ、被爆者が差別されるというのは、もはや現実的ではないのかも知れない。あるいは、いまだにそのような現実があるとしたら、なおいっそうドラマには描きにくいのかも知れない。
  • 桜がほとんど登場しなかったのも残念だった。原作を知らない人は、どうして「桜の国」なのか不思議に思ったのではないか。

過去記事

(2018/8/18 記)

石橋杏奈が結婚

2018年8月6日、石橋杏奈東北楽天ゴールデンイーグルスの投手である松井裕樹と結婚し、同年12月にハワイで挙式を行う予定であると報じられた。

石橋杏奈は「大空港2013」「妖怪人間ベム」「陽だまりの彼女」「軍師官兵衛」などに出演しているのだが、今ひとつ印象にない。今後は気を付けよう。

(2020/3/3 記)

TBS連続ドラマ「この世界の片隅に」第四話

出演

  • 大山蓮斗(黒村久夫、径子の長男)

粗筋

  • 前回は風景画を描いているすずが憲兵に見つかるところで終わりだったが、今回の冒頭は憲兵に怒鳴られるところから。すずは憲兵に怯えるが、サンや径子は神妙な顔をして笑いを堪えるのに必死という、こうの史代独特のユーモラスなシーン。
  • すずは体調を崩して寝込む。当初は憲兵に怒鳴られたためと思われたが、懐妊したのでは、ということから病院に行き、おめでたではなかったことがわかり、帰宅途中でりんに会いに行く。
  • この時りんがすずに「誰でも何かが足らんくらいでこの世界に居場所はそうそう無うなりゃせんよ」と告げる。このりんのセリフは本作のテーマであろう。子供がいなくても、遊女でも、この世界の片隅にちゃんと居場所はあるのだ。
  • 黒村久夫(オリジナルキャラクタ)登場。出戻ってくる時、晴美は連れて来たものの、久夫は連れて来れなかった。なんとか引き取る道を模索する径子に、自分は黒田家を継がないといけないから、黒田の家に残ると言いに来たのだ。またその話を聞いた晴美が、兄は黒田と径子で取り合いになっているが自分はそうではないと言って泣く。どこに自分の居場所を作るか、というテーマをより際立たせるために挿入したのであろう、ドラマオリジナルのエピソード。

雑感

  • 憲兵が帰ったあと、すずにスパイが務まるわけがないと笑うサンや径子に「さりげなくいろいろ言われたね……」と落ち込むすずまでがセットなのだが、最後のすずのオチが省かれたのは残念。
  • 周作が買って大切にとっていた茶碗をすずが発見。周作は「嫁になる人にプレゼントするつもりだった」と言ってすずに渡す(すずは辞退)。お椀にはりんどうの絵が描かれている。このエピソードは原作にもアニメにもあるが、りんどうの絵がりんを暗示していることに今回初めて気付いた。周作は基本的にとても優しく、温かい人だと思うが、女心がわからないのはあきれるばかり。すずとの結婚が決まった時に、この茶碗は処分するべきだった。

(2018/8/17 記)

勝地涼と前田敦子が結婚

2018年7月30日、勝地涼前田敦子が婚姻届を提出した。勝地涼は31歳、前田敦子は27歳。

勝地涼は「あまちゃん」での前髪クネ男役で一世を風靡したが、自分は未見。大河ドラマ山川健次郎(八重の桜)役はなかなかよかった。

(2020/8/31 記)

TBS連続ドラマ「この世界の片隅に」第三話

出演

雑感

  • 白木りん登場(第一回でもチラと顔だけ見せていたが)。
  • すずがどんどん周作のことを好きになっていく様子が描かれ、なかなかほほえましい回であった。周作とすずの(恐らくは初めての)デートで、すいとんだけでなくアイスクリームをつけたのはよい改変。周作のやさしさに、すずだけでなく、見ているこちらもぐっときた。
  • 死地に赴く海軍兵らと周作が喧嘩になった時に止めに入ったのが水原哲だったというのもよい改変。
  • すずが水瓶に砂糖を落とすシーン、原作では、たかられた蟻を払い落とし、二度と蟻にたかられないために水に浮かべてはどうかと考えて失敗する……のだが、本作では蟻にたかられた砂糖壺を慌てて落としてしまっていた。蟻が多数、水瓶に落ちたのではないかと気持ち悪かった。なぜこのワンクッションを削除したのかは不明。これは悪い改変と指摘しておこう。
  • すずは、何かに夢中になると他のことが目に入らなくなってポカをすることはあるが、頭が悪いわけではない。このドラマではすずが単にぼーっとしていたり、要領が悪いだけの人のように見えて残念だ。もう少しすずを魅力的に描いてほしい。
  • 前回はすずが絵を描くシーンがなかったが、今回は何度も出てきてよかった。

(2018/8/5 記)

TBS連続ドラマ「この世界の片隅に」第二話

出演

雑感

  • 前半は、すずの日常を描く、ほぼドラマオリジナルストーリー。戦時中とはいえ、楽しいこともあり、笑いながら過ごしていることをきちんと描くのは重要だが、間延びした感あり。少々退屈だった。
  • 後半、出戻ってきた径子の名台詞(?)「広島へ帰ったら」が炸裂(ただし解釈は原作と異なった)。
  • 「呉に嫁に行った夢を見た」「海軍の機密に触れた」がなかったのは、個人的に残念。原作のせりふがないからといって、それだけで文句を言うのはよくないが。
  • 径子の帰還は、音楽やカメラワークなどで「ラスボス登場」感満載だったが、尾野真千子は演技力で十分その存在感を表現できる役者だ。ちょっと演出が過剰だった。

(2018/8/5 記)

TBS連続ドラマ「この世界の片隅に」第一話

出演

スタッフ

粗筋

すずが周作と出会ったエピソードから嫁入りまで。

雑感

  • 連続ドラマで尺があるせいか、原作で「この世界の片隅に」という作品の連載が始まる前に描かれた三つの話(すずが周作と出会ったエピソード、りんと出会ったエピソード、水原哲とのやり取り)をきちんと描いていた。原作ではこれらのエピソードの位置づけが曖昧で、本作との関連が薄く(第一のエピソードは、本編では言及されることはない。第二のエピソードは、そもそも座敷童が誰なのか明記されていない、など)、ほんやりすずの夢の中の出来事かも、とも解釈できる。ドラマでは、事実あったことだと明確にしたわけだ。
  • 人買いから逃げる方法はよい改変。原作のやり方でうまく逃げられるとはとても思えない(だから、むしろ夢の中の出来事かもとおもわせる理由のひとつになっている)。事実なので現実的な方法を採用したのだろう。また、新婚初夜で周作がそのエピソードに触れるのも良い。ただし、兄が風邪をひいたから代理ですずが届けるのに、兄が元気ですずを殴っていたのはいただけない。
  • 尾野真千子の小姑っぷりが良い。
  • 新婚初夜、松坂桃李松本穂香にキスするシーンにドキドキ。周作がすずに対する思いをはっきりと告げたのは良かった。ただし、その気持ちは本物であろうが、女を知らないわけではない、とわからせる松坂の演技は見事。原作を知っているから、「誰と」経験したのかに思いを馳せてしまうのだが、このドラマではりんをどう描くのか楽しみである(映画では、尺の問題か子どもに対する配慮か、りんのエピソードがばっさり削られていたのが残念だった)。
  • 現代編の榮倉奈々が何者なのか不明。すずの曾孫とでもいうのか? なんのためのエピソードなのかも不明。恐らく前半は気を持たせるだけで明らかにはされないのだろう。
  • 伊藤蘭は、いくつになっても美人だなー。

(2018/8/5 記)

玉木宏と木南晴夏が結婚

2018年6月29日、玉木宏木南晴夏が、6月26日に入籍したことを双方の公式サイトならびにSNSを通じて発表した。玉木38歳、木南32歳。

玉木は二枚目でこれまでいくども映画やドラマで主演を張っている。共演した女優は自分がパッと思いつくだけで、上野樹里水川あさみ石原さとみ……と枚挙に暇がない(別に浮名を流したというわけではないが)。そういう俳優が、伴侶に選んだのが木南晴夏なのかと、意外と言っては失礼かも知れないがちょっと驚いた。ぜひうまくいってほしいものだ。

(2020/3/3 記)

「黒井戸殺し」(フジ)

概要

出演

俳優 配役 真田丸」での役 備考
野村萬斎 勝呂武尊(すぐろ・たける - 探偵
大泉洋 柴平祐 真田信之 医師・語り部
斉藤由貴 柴カナ 阿茶局 柴平祐の姉
遠藤憲一 黒井戸禄助 上杉景勝 被害者
向井理 兵藤春夫 - 黒井戸禄助の義理の息子
草刈民代 黒井戸満つる - 黒井戸禄助の義妹
松岡茉優 黒井戸花子 春(信繁の側室) 満つるの娘
寺脇康文 冷泉茂一 - 黒井戸禄助の秘書
余貴美子 来仙恒子 - 黒井戸家の女中頭
秋元才加 本多明日香 - 黒井戸家の女中
藤井隆 袴田次郎 佐助 黒井戸家の執事
今井朋彦 蘭堂吾郎 大野治長 作家
吉田羊 唐津佐奈子 稲(信之の正室 未亡人
佐藤二朗 袖丈幸四郎 - 警部
浅野和之 鱧瀬 - 顧問弁護士
和田正人 復員服の男 - 復員服の男
  • 今回は真田丸同窓会ではない(「真田丸」に出演していない人も何人もいるし、出演していた人も、その時の役を引きずっていない)が、かなり「真田丸」とかぶっているので一応併記してみた。

スタッフ

雑感

  • アクロイド殺し」はミステリーファンの間では非常に著名な作品で、犯人は誰でも知っている。それでは面白くないから、本作では犯人を変えたと思い込んでいた。そのため、後半に入るまで犯人が誰だかわからず、そういう意味では楽しめた。
  • 全部がわかってから再度視聴してみたが、かなり細部に至るまできちんと計算して作り込んであることが改めて実感され、感動した。
  • 上に記した登場人物全員を(役者を)知っていた。自分としては、これは非常に珍しいことだ。
  • 斉藤由貴が存在感があった。一説によると、不倫騒動で今年の大河ドラマの出演を辞退した斉藤を三谷が惜しみ、直接オファーを出したという。斉藤はその期待によく応えた、というところか。別に法律を犯したわけじゃあるまいし、こういうすぐれた役者はどんどん出演してほしいと思う。

(2018/5/17 記)

「ピアノの森」第一話「選ばれた手」

内容

  • 冒頭のシーンはカイがショパコンに出場した時のものだろう。ということはショパコンまで描くのか。相当長丁場になりそうだが、全何回の予定なんだろう?(全24話らしい。半年だ。NHKさん本気だな)
  • カイ、雨宮クン、キンピラ、阿字野、怜ちゃん、雨宮母が登場。

感想

  • カイ、阿字野の声が微妙にイメージと合わない。もっとも映画の時も合っていなかった(雨宮、丸山貴子は合っていた。今回はどうなるか)
  • ピアノを誰が弾いているか知りたい。

公式サイト

(2018/4/26 記)