第23週「2003-2025」(金)
放送日
- 2022年4月8日
概要
ひなたとるいは、再び来日したアニーと再会します。そこでひなたはアニーから驚きの誘いを受けます。そして時は流れ、それぞれの人生にさまざまな変化が……。ラジオ英語講座とともに歩んだ家族の100年の物語、ついにフィナーレです。(NHKオンデマンドの解説より)
今日はLesson 112。岡山でも嬉しい再会や驚きの出会い……
Dippermouthで、健一は安子に語る。慎一がトミーに気に入られてライブについていくことが多いこと。たちばなというお菓子司が岡山でおはぎを販売していること、本店は横須賀で全国展開をしているが、もともと岡山の闇市で「たちばな」という店の親父に商売の面白さを教えてもらったのかきっかけだったこと。勇がきぬの孫の花菜を紹介。安子は花菜を見て「きぬちゃん」と言って駆け寄る。花菜は安子が知っているきぬにそっくりだからなあ。
安子が大月の家で算太の話などを聞いているところへ、吉右衛門が小夜吉を連れてやってくる。安子は小夜吉を見て「吉右衛門ちゃん」と言って駆け寄る。小夜吉は安子が知っている吉右衛門にそっくりだからなあ。
安子、るい、ひなたの三人で小豆のおまじないをとなえ、小豆を煮る。
ひなたがラジオをつける。ラジオ英語会話、講師は大杉正明先生とMarsha Krakower。三人で一緒にラジオを聞く。ひなたが稔の辞書を使っているのを見た安子は、ひなたに、アメリカに来て本格的に映画と英語を勉強してみないかと誘う。
ひなたは安子の誘いに乗ってアメリカへ、健一が死に、慎一はトミーの付き人になり、店はるいとジョーが引き継ぐ。
その店に勇と桃太郎がいる時にやってきた花菜を見て、桃太郎は一目ぼれ。即、告白。一年後に結婚。
小夜子は教師を辞め、店を手伝う傍ら、塾を経営を始める。
モモケンは美咲すみれと結婚。「おゆみ、待たせたな」「きび様、おゆみは三国一の果報者でございます」
2006年、武藤蘭丸の主演で黍之丞シリーズのリメイクが行なわれる。
一恵は子どもを4人産む。榊原は定年まで映画村で奮闘。
一子は一恵に託して引退、洋装し、夫と腕を組んで散歩したり、再び青春を取り戻そうとしている。
桃太郎は回転焼き屋を継ぐかたわら、母校の野球部の監督に。10年後、息子の剣と日本にやってきたジョージと雉真製のユニフォームを着てついに甲子園に行く。
それえは今日はこの辺で。
タイトルロール。
2025年、映画村でひなたはウィリアム・ローレンスとバッタリ会う。英語講座はちょうど一年が終わったが、来年も続くことになった。るいはジョーと相変わらずしあわせそう。安子は100歳でまだ存命。子供の頃、京都に何ヵ月か住んでいたことがあるという話と、持っていた十字架で、ようやく彼の招待に気づいたひなたは、50年前に言おうとして言えなかったセリフを、ようやく口にする……
今日のひなたとビリー
"You can call me Billy, if you want."
"Billy, why don't you come over to my place? Let's enjoy Kaitennyaki together?"
"Why not? May I call you Hinata?"
雑感
話としては前回で終わりで、今日はカーテンコールだった。想像通りのものや、なるほどそうきたか、というものや、さすがに強引だなあ、というものや、いろいろ。
一番破壊力があったのは「夫の田中」だ。ベリーの旦那は……あの田中なのか、と。個人的には、小野花梨の再登場が嬉しかった。このドラマの登場人物の中で、誰がかわいいかといって、花菜がダントツで可愛い。きぬちゃんもかわいかったけど、時代が時代だから、ろくなおしゃれもしていないし、全体的に野暮ったい。若くしてオバサンぽい感じ。花菜ちゃんは現代風に……いや現代なのだが……垢抜けてきれいだった。桃太郎が一発で恋に落ちるのは当然といえよう。
話としては、ひなたが50年前の忘れ物をちゃんと拾えてよかったよ。