レイトショーで先行上映を観てきた。今月10本目。
題名 | アメイジング・スパイダーマン(原題:The Amazing Spider-Man)【RealD 3D】 |
---|---|
監督 | マーク・ウェブ |
出演 | アンドリュー・ガーフィールド(ピーター・パーカー)、エマ・ストーン(グウェン・ステイシー)、デニス・リアリー(ジョージ・ステイシー、グウェンの父、ニューヨーク市警察の警部)、リス・エヴァンス(カート・コナーズ博士、オズコープ社で働く科学者)、マーティン・シーン(ベン・パーカー、ピーターの養父)、サリー・フィールド(メイ・パーカー、ピーターの養母)、エンベス・デイヴィッツ(メアリ・パーカー、ヒーターの母)、キャンベル・スコット(リチャード・パーカー、ピーターの父)、クリス・ジルカ(フラッシュ・トンプソン、ピーターの同級生、乱暴者)、他 |
公式サイト | アメイジング・スパイダーマン - オフィシャルサイト |
制作 | USA(2012年6月30日公開) |
劇場 | 新百合ヶ丘:ワーナー・マイカル・シネマズ |
感想
過去に3作品製作しているのに、なかったことになってまたイチから作り直したのは、契約上の問題とかいろいろあったらしいが、要はリメイクである。過去の3作品はすべて(僕にしては珍しく)劇場で観ているが、それはそれとして、楽しく観た。ヒロインが深田恭子そっくりで可愛かった。出来栄えに関しては前作も悪くはなかったが、ヒロインの可愛さでは断然本作が上である。
過去の作品の印象からも、予告編からも、本作は2Dで十分と思っていたが、先行上映は3Dのみだったため(まあ、そうだろうが)、3Dで観た。確かに摩天楼の間を「跳ぶ」シーンなど、3Dならではの部分もあるものの、室内での場面など、はじめから3Dでは作っていないパートも多く、割とナーンダと思わされる。それともうひとつ、事情でワーナー・マイカル・シネマズで観たのだが、WMの提唱するRealD方式が相変わらずチャチであることを実感。やはり3DはIMAXでなければダメだ。
本作のヒロインは、スーパーヒーローに守られるだけの存在ではなく、ヒーローを助け、ともに闘う設定である点が新しい、などと喧伝されている。確かに21世紀的かも知れない。また、スパイダーマンを好きになったのではなく、元々ピーターと仲が良かったという設定もいい。しかし、単独行動はいけないよ。ちゃんとニューヨーク市警に事情を説明し、協力を取り付けた上で行動しないと……。これはピーターもだが……。だから警官に撃たれたりするのだ。
傷ついたピーターが、オズコープ社へ駆けつけようとして、「遠いなあ……」とつぶやいた時、かつてスパイダーマンに息子の命を助けられた人が仲間に声をかけ、「スパイダーマンに道を作れ!」と言って起重機を動かすシーンはベタだが感動した。ここまで大それた真似をするくらいなら、警察や新聞社に、うちの子はスパイダーマンに命を救われたと話してあげればよかったのに、とは思うけど。
ところで、ピーターがスパイダーマンとして正義の鉄槌を振るうようになったきっかけは叔父であり養父であるベンが殺され、しかも警察が犯人を捕まえられない(誰だかもわからない)からだ。いつのまにかリザードマン退治に矛先が変わってしまったが、殺人犯の件はどうなったのだろう?(続編で解決するのか?)
配役
高校生という設定なのに、パーカー役のアンドリュー・ガーフィールドは28歳。ちょっと老け過ぎではないだろうか。グウェン役のエマ・ストーンは23歳。やはり高校生というには色っぽ過ぎる。
その他
「ミッシングID」では主役の二人(テイラー・ロートナーとリリー・コリンズ)は私生活でも交際しているそうだが、本作の主役二人も交際中とのこと。ただし共演がきっかけで付き合うようになったのではなく、その前から付き合っていたらしい。
今日の英語
- リチャード・パーカー(ピーターの実父)がピーターを置いて出て行く時。
- Be good.(いい子でな)
- メイ・パーカーが、ピーターがグウェンに気があるらしいことに気づいて。
- Did you ask her?(デートに誘った?)
- パーカーがグウェンに別れを告げる場面。
- I can't see you again. I can't.
リンク
- 『アメイジング・スパイダーマン』 2012年6月13日 TOHOシネマズ六本木(気ままな映画生活、2012/06/14)
- アメイジング・スパイダーマン/The Amazing Spider-Man(LOVE Cinemas 調布、2012/06/24)