2010-01-01から1年間の記事一覧
映画制作者は謎をかけたつもりではなかったかも知れないが、自分はずっと不思議に思っていたことがある。それは、登場人物がいやに煙草を吸うことだ。煙草を吸うこと自体が犯罪というわけではないが、近年ではよほどの必然性がない限り、映画の中で登場人物…
以前から観たかったが時間が取れなった。ようやく連休に入って鑑賞。本年13本目(7作目)、洋画は4作目。 題名シャッター・アイランド(原題:Shutter Island) 監督マーティン・スコセッシ 出演レオナルド・ディカプリオ(テディ・ダニエルズ、保安官)、マ…
「のだめカンタービレ」ドラマ最大の焦点が映画「後編」で解決されないと困るのだが、実はいまだにすっきりしていない。野田恵(のだめ)は、桃が丘音大に入った時点では幼稚園の先生になるのが目標だった。が、千秋と出会い、「今のままではいつまでも千秋…
先日、やはりのだめ映画を観た人と映画の話題になり、いろいろと示唆を与えられたのでメモ。 ――のだめはコンクールにこだわり過ぎだと思う。そもそも音楽大学というのがどういうところか、よくは知らないけど、定期的に試験があって、学生同士の熾烈な争いが…
のだめ映画の前編は、封切になった最初の二日間(2009/12/19〜20)の観客動員数は32万人、興行収入は3.9億円だった。これはかなりすごい数字だと思うが(たとえば「交渉人」は8万人で1.8億円)、同時封切の「アバター」のために2位に甘んじた。その後の週刊…
「のだめカンタービレ 最終楽章 後編」二度目の鑑賞。二度目の方が楽しく観れた。一度目はのだめの態度にイライラして、いつまでそんなことを言っているんだ、と思ったりしたのだが、二度目は「いつまでか」がわかっているため、安心して見ていられた、とい…
雑感 一般に、先に原作を熟読した人が映画を見ると、ここが違うとかあのエピが抜けて話がずれているとか、そういう点がどうしても目についてしまうと思う。そういう視点の感想も貴重だが、映画は映画で独立した作品であり、原作との比較で評価され得るもので…
もちろん封切初日に行く。広めの劇場は満員。もっとも、期待していた来場者プレゼント(ポストカード+特製ブックレット)はかなりたくさん用意してある印象を受けた。二日目でも大丈夫なのではないだろうか? 題名のだめカンタービレ最終楽章 後編 監督武内…
題名のだめカンタービレ最終楽章 前編(4回目) 劇場 雑感 結局、最終日の最終上映でもう一回「のだめカンタービレ 最終楽章 前編」を観る。4回目でも全然飽きないし、「パパは本当に一所懸命練習してるんだから」は何度聞いても泣ける。細かいことを書くと…
2月で前編の上映が終わってしまうと知った時は驚いたが、復習上映というのは気が利いている。というわけで、改めて観に行った。 題名のだめカンタービレ最終楽章 前編(3回目) 劇場 雑感 「空気読めって言ってんデスよ!」は何度でも笑える。「パパは本当に…
水川あさみと瑛太のインタビューがなかなか興味深い。 水川あさみ、終生のライバルと出会えた「のだめカンタービレ」(eiga.com、2010/04/09) 瑛太が語る「のだめ」ファミリーのこれから…そして峰龍太郎の夢(eiga.com、2010/04/09)
出演 臼田あさ美(なつ) 池内万作(三条実美) 雑感 脱藩した龍馬は京で4年ぶりで加尾と再開。龍馬が振ったわけではないとはいえ、別れて4年、以来音信不通だったのに、いきなり「加尾」などと呼び捨てで呼びかけるのは納得がいかない。いつまで恋人面して…
上野樹里が映画を見て泣いてしまったらしい。 上野樹里、「のだめ」完結で涙ポロポロ!4年越しのクライマックスに「ズンとくる」!!(シネマトゥデイ、2010/04/06) 今は展開がどうなるのか、劇場で予告編を何度も見せられてイライラしている状態だが、ラスト…
映画「のだめカンタービレ 最終楽章 後編」で演奏される曲のうち、サントラCDに未収録の2曲がCDシングル「のだめDEBUT!」としてリリースされるらしい。初回限定盤の特典として二ノ宮知子が上野樹里を元に描きおろしたイラストがつくという。 映画の上野樹里…
「のだめカンタービレ 最終楽章 後編」来場者の先着50万名(全国)にすごいプレゼントがあるという。 全国先着50万名様に入場者プレゼント(映画「のだめカンタービレ最終楽章」、2010/04/02) これはほしい。絶対にほしい。どのみち初日には観に行くつもり…
映画とか本とかダラダラ(友達には言えない、2010/03/08) 映画って、行き始めたら続けて行っちゃうもんだねー。 本当にそう思う。 うまいこと興味を惹くように作ってある予告のせいとも言う。 予告編の効果もあると思うが、一回に賭ける期待値が下がって、…
雑感 龍馬が脱藩する話。土佐の外の世界を見てみたかったのかも知れないし、武市についていけないものを感じたのかも知れないが、お尋ねものとしてつかまれば死罪になるかも知れず、家族や一族郎党が重罪に問われるかも知れない「脱藩」をしでかすには、動機…
今年8本目。今年は同じ映画を何度も観ることが多いが、重複を除いても5本目。過去3年間で観た映画は36本、月一ペースであったことを考えると、今年は多い。それでも、「恋するベーカリー」とか「バレンタインデー」とか「しあわせの隠れ場所」とか、見逃して…
封切り翌日の21日に見に行った。面白いことは面白い。笑える箇所もあったし、泣ける箇所もあった。ただ、途中で一回時計を見てしまった。「アバター」でも「のだめ」でも「交渉人」でもそんなことはなかったのだが。 題名マイレージ、マイライフ(原題:Up i…
出演 要潤(沢村惣之丞) マイコ(喜勢:弥太郎の嫁) やべきょうすけ(久坂玄瑞) 雑感 『龍馬伝』第12回(ヒマラヤスギ雑記、2010/03/22) 相変わらず、適確にまとめている。突っ込みも、当を得ている。こんなのを読んだら、何も書けない。(でも、書く)…
残念ながら、劇場公開はほぼ終了してしまった。もう一回くらい見たいと思っていたのだが。*1 『のだめカンタービレ最終楽章 前編』が早くもDVD化決定!驚きの300分の特典映像収録も(シネマトゥデイ、2010/03/10) 先週のニュースだったが、「のだめカンター…
粗筋 エピの要約は下記のサイトから引用する: 『龍馬伝』第11回(ヒマラヤスギ雑記、2010/03/15) 加尾を失ったことで龍馬は強くなったのだろうか、第11回では今までは見られなかった龍馬の図太さが描かれた回だった。面白かった。「桜田門外の変」に刺激を…
再びIMAX 3Dで「アバター」を観た。通算3回目。オープニングは、地球からパンドラへの宇宙の旅をしている数年間睡眠状態にあったジェイクが目を覚ます場面。エンディングは、機械を使用してリンクしているわけではないのに、エイワのもとでジェイクのアバタ…
今年に入ってから、日曜日になるとアクセス数が増えるのは「龍馬伝」のおかげらしい。とにかく「上士・下士」あるいは「下士」で検索し、たどりつく人が多い。上士・下士に関しては、かつて『龍馬伝-01「上士と下士」(続)』(2010/01/08)で触れたから、ご…
出演 前田敦子(坂本春猪) 青木崇高(後藤象二郎) 北見敏之(柴田備後) あれ、前田敦子はこれが初登場? それでは今までの春猪は別の人か? 雑感 龍馬は精進の甲斐あり、見事、北辰一刀流の免許皆伝となる。これをもって江戸での剣術修行は終わり、土佐へ…
日曜日は所用があって見ることができず、ようやく再放送を見る。 出演 橋本一郎(山本琢磨) 雑感 今回描かれるのは山本琢磨事件。京で武市は諸般の志士と交流を得ようとする。が、土佐は勤王において大きく立ち遅れており、自分は殿様と話をするどころか、…
今年は「踊る大捜査線」の三作目の映画があるというので楽しみにしている。テレビドラマ本編やその後のSP編はすべてDVDで持っているし、映画は(スピンオフ作品も含めて)劇場で見ている。だからもちろん、今回も観に行くのは間違いないし、DVDが発売されれ…
出演 前田敦子(坂本春猪) 雑感 江戸で学問修行中の弥太郎の元に、弥次郎が大けがを負ったという知らせが届く。修行を一時中断し、普通なら江戸〜土佐まで30日かかるところを半分の日数で帰省。戻ってみると、悪い庄屋が水を一人占めしてしまい、村人に不満…
題名のだめカンタービレ最終楽章 前編(2回目) 劇場ワーナー・マイカル・シネマ新百合ヶ丘 のだめ映画(前編)もそろそろ終わりらしく、マイカル系のシネコンでは一日一回上映のところが多いようだ。ぜひ劇場でもう一度観たいと思っていたが、ちょうど仕事…
出演 リリー・フランキー(河田小龍) 大泉洋(饅頭屋長次郎) 雑感 今回の表のテーマは、龍馬と河田小龍との出会いだが、僕としては、児玉さんラブ(はーと)の回だった。龍馬が江戸修行を終えて土佐に帰ってくることになり、姉たちは大騒ぎである。八平も…