窓の向こうに

月に数回映画館に通う程度の映画ファンです。自分が見た映画やドラマの感想を書いています。

2012-01-01から1年間の記事一覧

試写会に潜入せよ!

21日、よみうりホールで上映された「外事警察―その男に騙されるな」の試写会で、当日枠が50人あるという話を聞いたので、駆けつけてみた。よみうりホールは2階席まであり、1100人入れるそうだ。新宿ミラノ座が1288席だから、それよりは小さいが、こんな大き…

NHK大河第20話「前夜の決断」

ついに保元の乱。前半のクライマックス。 出演 金田明夫(鎌田通清)←当初から出てたけどこれまで書いてなかったので 趙萊和(鎌田正清、通清の子・義朝の乳兄弟)←当初から出てたけどこれまで書いてなかったので 吉沢悠(藤原成親、家成の子) 塚地武雅(藤…

カンヌ国際映画祭でパルム・ドール受賞「うなぎ」(DVD)

退屈はしなかったけど…… 題名うなぎ 監督今村昌平 原作吉村昭「闇にひらめく」 出演役所広司(山下拓郎)、寺田千穂(山下恵美子、拓郎の妻)、佐藤允(高田重吉、隣家の船大工)、常田富士男(中島次郎、住職)、倍賞美津子(中島美佐子、次郎の妻)、清水…

猫が好きな人は「レンタネコ」

「めがね」よりはずっと面白かった。今月12本目。月間12本は過去最高。 題名レンタネコ 監督・脚本荻上直子 出演市川実日子(サヨコ、レンタネコ屋)、草村礼子(吉岡、夫と飼い猫に先立たれた婦人)、光石研(吉田、単身赴任中のサラリーマン)、山田真歩(…

なんで映画館に行かないの?

「映画は観る」が「映画館では観ない」、その理由とは(サーチナニュース、2012/02/24) 少し古い記事だが、興味深い内容が記されている。まずは元になった調査結果はこちら。 映画に関する調査。映画館に行かない理由、半数が「自宅で観るほうが楽だから」…

文句なしの名作「アーティスト」

二度目の鑑賞である。リピーター割引で1000円。これって、同じ映画館でないとダメなのね。そうかも知れないけど、ちょっとセコイ。 ペピーとジョージの関係は? ペピーにとってジョージは憧れのスターであり、同じ業界に身を置くようになっても、大先輩とし…

「テルマエ・ロマエ」人気の秘密

漫画の「テルマエ・ロマエ」は単行本が現在4巻まで出ているが、累計で500万部以上売れているというメガヒットである。映画は4月28日に公開されるとコナンを押しのけて週間ランキングで一位を獲得、以来3週連続一位で、こちらも大ヒットだ。作者のやまざきま…

100年経ってようやく映画化「ジョン・カーター」

いろいろと躊躇したのだが、観て良かった。時間の関係上、2Dで観たのだけど、3Dでもう一回観たい。 題名ジョン・カーター(原題:John Carter) 監督アンドリュー・スタントン 脚本アンドリュー・スタントン、マーク・アンドリュース、マイケル・シェイボン …

2011年ピンク映画傑作選・2本立て「囚われの淫獣」「となりの人妻 熟れた匂い」

2本立てなんて何十年ぶりか。この2本を入れて、今月10本目、今年30本目。 題名囚われの淫獣 監督・脚本友松直之 出演倖田李梨(ユリコ、女性客)、若林美保(アケミ、従業員)、津田篤(タナカ)、藤田浩(ヤマダ、映画に消えた人)、如春(スズキ)、柚本紗…

マリリン・モンローでいるのは大変なこと「マリリン 7日間の恋」

まだやっているところがあって助かった。 題名マリリン 7日間の恋(原題:My Week with Marilyn) 監督サイモン・カーティス 脚本エイドリアン・ホッジス 原作コリン・クラーク 出演ミシェル・ウィリアムズ(マリリン・モンロー)、ケネス・ブラナー(ローレ…

NHK大河第19話「鳥羽院の遺言」

いよいよ年号が保元に。 出演 波岡一喜(源義平、義朝の息子) 成海璃子(滋子、時子の妹) 公式サイト http://www9.nhk.or.jp/kiyomori/story/19.html 粗筋 後白河天皇(松田翔太)即位の場に崇徳帝(井浦新)から祝いの歌が届く。 あさぼらけ 長き夜を越へ…

井上和香が結婚

2012年5月13日、井上和香が映画監督の飯島健と結婚。5月13日は井上和香の32歳の誕生日。飯島健は33歳。なんというか、本当に色気のある人だ。とかく胸にばかり注目が集まるが、本当にヤバイのは唇だと思う。「荒川アンダーザブリッジ」の秘書役が印象に残る…

何かを手に入れるには何を手放す必要があるのです「幸せの教室」

割と面白かった。封切2日目の土曜日にしては、ちょっと寂しい観客数であったが。 題名幸せの教室(原題:Larry Crowne) 監督トム・ハンクス 脚本トム・ハンクス、ニア・ヴァルダロス 制作トム・ハンクス、ゲイリー・ゴーツマン 出演トム・ハンクス(ラリー…

こんな怖かったのは初めて「アポロ18」

アポロは実際には月に行っておらず、ハリウッドの片隅で撮影されたものだなどという「NASA陰謀論」は昔からあって、これもその一環かと思った。確かにそういう側面もあったが、もっとシンプルなホラー映画だった。とにかく怖かった。観終わって家に帰って来…

蓄積される人、されない人

映画をたくさん観てもなにも変わらないというお話(子持ちししゃもといっしょ、2012/05/01) 28歳で映画を7,000本見たと自称する人がいて、話題になったらしい。それだけたくさん見てもさして映画に詳しくないことから、釣りではないかという見方が大勢のよ…

ロケット発射シーンの迫力は見物「宇宙兄弟」

劇場で観て良かった。特にヒビトを乗せたロケットの発射シーンは感動した。 題名宇宙兄弟 原作小山宙哉 監督大森美香 音楽服部隆之 出演小栗旬(南波六太)、岡田将生(南波日々人)、益岡徹(父)、森下愛子(母)、井上芳雄(真壁ケンジ)、麻生久美子(伊…

NHK大河第18話「誕生、後白河帝」

これまでのところ、今回が一番面白かった。 出演 松田翔太(雅仁親王) 青木崇高(鬼若、のちの弁慶) 橋本さとし(源為朝) 公式サイト http://www9.nhk.or.jp/kiyomori/story/18.html 粗筋 美福門院得子(松雪泰子)の祈りも虚しく、近衛天皇(北村匠海)…

NHK大河第17話「平氏の棟梁」

映画の感想を書くだけで手一杯で、ドラマの感想まで手が回らなかったのだが、毎回見ていた。 出演 中村梅雀(平家貞) 竹井咲(常磐御前) 公式サイト http://www9.nhk.or.jp/kiyomori/story/17.html 粗筋 前回平忠盛(中井貴一)が亡くなり、今回から平清盛…

館内爆笑、いいのか?「わが母の記」

題名わが母の記 原作井上靖 監督・脚本原田眞人 出演樹木希林(伊上八重)、三國連太郎(隼人、八重の夫)、役所広司(洪作、八重の長男)、キムラ緑子(志賀子、八重の長女)、南果歩(桑子、八重の次女)、赤間麻里子(美津、洪作の妻)、ミムラ(郁子、洪…

ようやく「E.T.」を観た

rose_chocolatさんに「午前十時の映画祭」という企画のことを教えていただいたのが月曜日。さっそく観に行ってきた。 題名E.T.(原題:E.T. The Extra Terrestrial) 監督スティーヴン・スピルバーグ 脚本メリッサ・マシスン 出演ヘンリー・トーマス(エリオ…

映画賞を総なめ「SHAME -シェイム-」

「ドライブ」に出演したキャリー・マリガンが出演していることで興味を持った。さまざまな映画賞を総なめしている格調高い作品と下馬評は高いようだったが、正直、今年観た中で一番退屈な映画だった。眠かったせいなのか、退屈だから眠くなったのか。 題名SH…

なつかしの映像だけど「四角いジャングル 格闘技オリンピック」(DVD)

前作「四角いジャングル 格闘技世界一」が面白かったので、こちらも購入。 題名四角いジャングル 格闘技オリンピック 総指揮梶原一騎 監督南部英夫 出演アントニオ猪木、ウィリー・ウィリアムス、藤原敏男、長江国政、中村誠、他 制作三協映画(1980年12月6…

今年観た映画・これから観たい映画(4/30)

観た 題名観た日評価 ALWAYS 三丁目の夕日’6401/21初めて観た 麒麟の翼01/28今年の邦画No.1 J・エドガー02/04背景知識がないとツライ リアル・スティール02/08ロッキー? タイム02/18設定が抜群 荒川アンダー ザ ブリッジ02/21呼んだ? ドラゴン・タトゥーの…

爆笑コメディ「テルマエ・ロマエ」

原作の小ネタも割と忠実に映像化していると同時に、オリジナルキャラが結構キュートで、かつ、笑える話になっている。久しぶりに封切初日に観たが、混んでいて、笑える箇所では場内が爆笑の渦に巻き込まれるなど、楽しく盛り上がった。これは劇場で観るもう…

死ぬにも段取りが必要です「エンディング・ノート」

ドキュメンタリー映画。癌告知を受けてから家族が看取るまでを、実娘が撮影したもの。 題名エンディング・ノート 撮影・編集・監督砂田麻美 出演砂田知昭、他 公式サイト映画「エンディングノート」オフィシャルサイト 制作日本(2011年10月1日公開) 劇場キ…

永遠の美しさ「タイタニック」

まだこの作品を観たことのない人は、この機会に観るべきだ。15年前、劇場で観た人も、もう一度観るべきだ。DVD(ビデオ、ブルーレイ)を持っている人は、ディスクを持つくらいこの作品が好きなら、ぜひ劇場で観るべきだ。誰かれ構わずそう言いたくなるくらい…

確かにすごい職権濫用だ……「Black & White/ブラック & ホワイト」

「ヤング≒アダルト」という映画を観た時のことを思い出した。映画を観たこと自体は悪くはなかった(時間やお金の遣い方という点で)。しかし作品の評価となると…… 題名Black & White/ブラック & ホワイト(原題:This Means War) 監督マックG 出演クリス・…

やっぱり面白いな「おかえり、はやぶさ」

もうはやぶさはいいか、とも思ったのだが、やはりひとつだけ観ないままというのも気持ちが悪い。というわけではやぶさ映画4本とも制覇。観ればやっぱり面白い。3Dでやっているものは基本的には3Dで観たいのだけど、時間が合わなかったこともあり、本作は敢え…

さすがはオスカー、すべてがうまい。「アーティスト」

オスカー作品賞受賞作。ともと封切と同時に観る予定だったのだが、種々の事情でできず、ようやく一週間経って観ることができた。……堪能した。これは文句なしだろう。 題名アーティスト(原題:The Artist) 脚本・監督ミシェル・アザナヴィシウス 出演ジャン…

なつかしの映像「四角いジャングル 格闘技世界一」(DVD)

懐かしいお宝映画がDVD化されたらしく、とあるコンビニに置いてあったため、速攻で購入。 題名四角いジャングル 格闘技世界一 総指揮梶原一騎 制作川野泰彦 監督後藤秀司 出演ベニー・ユキーデ、ザ・モンスターマン、岡尾国光、内藤武士、藤猛、藤原敏男、モ…